chiroru

娼年のchiroruのネタバレレビュー・内容・結末

娼年(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

多くの女性が体を張って創られた作品。
生々し過ぎず、かつ、現実味があって良かった。

開始8分でのしずかさんの飲酒運転には驚いたけど、あずまくんの性癖やさくらさんが難聴であること、HIVにかかってしまっていることなど、私のどうして?という悩みを回収してくれるのでとてもスッキリした。

自分が何に悩み、何が原因であるかにすら気づけずにモヤモヤしている人が多い。
素直に相手の言葉を受け入れること、環境の変化を恐れないことの大切さも学べると思った。

友達に2人にあそこまで言われても、摘発されても、娼婦を続けるりょうくんの芯の強さはお母さんを求め続ける感情意外に何かある気がするなぁ…。

他人から見たら、普通でも、実際心の奥底にあるものは本人にしかわかり得ない。
もちろん、寄り添うことは出来るけど。
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