娼年の作品情報・感想・評価・動画配信 - 629ページ目

娼年2018年製作の映画)

上映日:2018年04月06日

製作国:

上映時間:119分

3.1

あらすじ

「娼年」に投稿された感想・評価

yu

yuの感想・評価

3.5
入りはかなり際どく、一見すると官能映画のようにも捉えられてしまいそうな映画だったが、本質はもう少し深いところにあるように感じた。

普通とは何か、欲とは何か。

自分は何者で、相手は何を抱えているのか。

人それぞれに、その人その人の大切にしている思いや、自分だけの何か抱えるものを持っているのだと思う。価値観や欲望が多様であるように。

娼年という仕事が肯定的に捉えられていることに対しては、現実ではこうはいかないだろうな(おそらく友人の発言が社会一般の見解だろうな)と思ったが、一視点としてみるという意味で面白かったし納得できないわけではなかった。

単純ではなく、すぐには全てを消化できない映画だったので、鑑賞後、少し後、思い出した時などにふと語りたい、そんな余韻のある映画だった。
SunnyBunny

SunnyBunnyの感想・評価

4.2
試写会で拝見してきました。
これは映画館の巨大スクリーンで楽しむ映画でないことは確かです(笑)でも見終わった後、しばらく余韻から抜け出せませんでした。
お家のテレビでもう一度ゆっくりじっくりそれぞれの女性たちのセックスを見て、世界観とセリフを味わいたいです。確実にもう一度見る映画です。
『人間は探したいものしか見つけない。』などちょっと反応したくなるセリフがちりばめられています。

試写会の上映後、回りは友達と来たんだろうなという若い女性の方たちが多かったのですが、『あれは引くわ』『無理だわ、エロすぎ』とか聞こえてきました。でもそう友達と話す彼女が一人家に帰り、映画の内容を思い出しながらオナニーしたりしたら、、、と妄想してムラムラします。してます。
原作をもう一度読みなおし、この映画に登場する女性たちの性癖や自分の性癖、セックスについて映画を見た人とお話したいと思う映画でした。はぁ朝からレビュー書いててムラムラしてきた( T∀T)
mi

miの感想・評価

3.7
同作の舞台を観に行ってたのもあって、ある程度の衝撃には耐性あるつもりだったんだけど、冒頭からやられた。笑
まさしくセンセーショナルな作品。
色々な女性が登場するけど、社会的な正論をぶつけて娼婦を反対する友人の女の子がある意味1番欲に忠実で好きだった。
これだけ性描写がありながら下品な雰囲気を全く感じなかったのは、主人公の桃李くんが品良くて色気があったのはもちろんだけど、
音楽とかセットとか映像の切り取り方とか、細かい所まで作り込まれてるからじゃないかなと思った。
舞台も良かったけど、表情とか一挙一動とか、細やかな演技をどの席からも楽しめる映画ってやっぱりいいなあと改めて実感。
story

storyの感想・評価

2.4
完成披露試写会にて。
舞台、小説は未鑑賞、未読。
セックスが多い映画なのに、エロさは全くなく、ある意味衝撃的な作品!
体をはる必要がない松坂桃李がすごく頑張っている。その点で見ては欲しい。
松坂桃李ファンと他人のセックスが見たい人に最適な作品。
akane

akaneの感想・評価

3.7
完成披露試写会にて。
原作未読。初めてみるR18作品だったため、結構身構えて行った。観る前に松坂桃李が言っていた通り過激な性描写に面食らったが、ただただエロティックな作品なのではなく、娼夫となったことで人の欲望に触れ、人に興味をもって変わっていく領の成長物語だと思った。松坂桃李がほんとに良くて、流す涙ひとつひとつにも感情がこもっているのが伝わってきて、心を掴まれた。

このレビューはネタバレを含みます

最後、クラブが摘発されるのが唐突過ぎた気がしました…。原作読むと誰がしたのか分かりますが原作を読んでない方が映画版を観ると混乱すると思いました…。

そして映画版だと領くんと静香さんがしない!!
そこが最後のクライマックスで舞台は進んでいたのに…最初に領くんをテストした時と同じ監視役になってたのにはビックリした。

演者さん、みんな体当たりの演技で凄かったです!全部リアルで演技に見えなかった…。(実際に感じて実際に勃たなかったのかな?)
桃李くんの演技、今回も良かったです。
特に泣きの演技。お母さんの夢を見て泣きながら目が覚めるシーンと静香さんにお母さんの話をして肩を借りて泣くシーンが歴代桃李くんの泣き演技で上位に入る!(笑)

女性に興味を持てない男性から女性に興味を持ち始めた表情の変化も素晴らしかった。

今回filmarks枠で当選して参加出来ましたが到着したのが当日(木曜日発送でしたが日曜日挟んで月曜日着でした)でした。
正直有り得ません。
また次回試写会の枠を設けていただける場合、ギリギリで発送されるのであれば速達で配達していただきたいです。それか当選メールで入場可にしていただきたいです。
当選して喜んでいたのにハガキが届かず気持ちがもやもやして天から地に落とされた気分になりました。
完成披露試写会。原作は未読、舞台版も未見。R18指定で「あー…これぐらいでR18かあ…」という落胆にも似た感情を抱くことは、今の息苦しい日本の状況で、その映画の資質に関わらず往々にしてあるわけだが、この『娼年』という作品は開始五秒で「R18です。」と自分のなかの審判三名が迷いなく高らかに旗をあげるくらい、ブレーキの備わっていないエロ。売れすぎたとすら思えるポツドールの三浦大輔が、これはあくまでも推測だが様々な大人の事情によって、一昔前に小さな劇場で行っていたようなどぎついアレコレが大きな劇場では出来ないことが伺われる昨今、むしろ映画のほうが自由度の高い可能性さえあり、そういう意味では一介の劇作家として複雑な気持ちになった。

公開前なのでネタバレは控えるけれども、車椅子の方が例のアレをおっ始めるシーンではひくひく笑いが止まらず、ドン引きの重い空気が漂う映画館で笑いを堪えるのに一苦労した。というよりウケ狙いとしか考えられないシーンの殆どで朝のお寺のように場内が静まり返っていたため、いっそDVD化が待ち遠しい。これは気のしれた下世話な友達と(出来れば男女混じりで複数)、セクハラなどで訴えられることを気にする必要がない了解の中で、与太話を繰り広げながら自宅のスクリーンでワイワイしながら指をさして笑い転げることが、真に必要な映画であるように見受けられる。

若いカップルのみなさんは、くれぐれも初デートでいかないように。『何者』では猫かぶってたんです。三浦大輔さん。
すず

すずの感想・評価

3.7
完成披露試写会にて

領の心情の変化が、表情だったり目の動きとか歩き方まで色々変わっていくことでよく分かって、やっぱり松坂桃李の演技力に圧倒された。
内容結構過激だったけど、思った以上に深い内容だったし、コメディ映画を見ているかのような面白いシーンもあって普通に声出して笑った。
みなみ

みなみの感想・評価

4.2
3.12、完成披露試写会にて

領くんが変わっていく姿が羨ましくなる、自分を変えるほどのものや人に出会えるって、それに気づくって、例えそれがなにであろうと素敵なことで嬉しいことだなあ、と終わってまず思った


原作の領くんの雰囲気がすごく好きで、石田衣良の「娼年」「逝年」が好きなんだけど、原作の領くんそのまんまがスクリーンの中にいた
過激なシーンがまあ多いし(過激さ想像以上)、たしかにこれは事件なんだけど、後半は領くんの心情がすごく伝わってきて、R18なことを忘れてた、あっという間の120分。映像も綺麗
そしてなにより松坂桃李の演技力が本当にすごい………領くんの視線、仕草が儚くて優しくて引き込まれる
最初は荒々しく触れていたリョウの手が、次第に慈しみを帯びていく様子。女性に母親を重ねるのは今昔問わず映画にありがちだけれど、リョウは其処をきちんと昇華できたのだな、と思いました。

桃李くんエロかったなど感想ください! って言っていたインタビュアーの方にまだ怒ってるんですけど、まあ其処はイチオシですよね。わかります。衝撃的だし、その言葉で観に行く人も多いだろうし。

でもあんなに美しく脱いだ女性陣や、言葉はあまり発さないながらももしかすると何処までも母性を秘めているサクラ、幼馴染の心境、セックスの根底にあるどこか笑ってしまう感じや泣きたくなるような部分にプラスして笑いどころもあったりなんてして、エロかった! だけで終わらせたくはないなと思ったので。

リミット・オブ・スリーピング・ビューティの桜井ユキさんの幼馴染の心境に涙腺がやられました。あとサクラの天使みたいなあどけなさを上手く表現してらした冨手麻妙さんに持っていかれました。そして猪塚健太さんがめちゃくちゃ美しかったです。エロくないといえば嘘になりますが、どことなくそれだけでなかったのは音楽のおかげでしょうか?カメラワークはなんとなく男性らしさを感じました。

個人的にはクライマックスのあたりの演出がどうしてもすきにはなれなかったのですが、全員に救いのある感じが好きでした。これをスクリーンでやるのはお見事です。松坂桃李さんの見せる不安定さが軋むことなく安定していく様子は、本当にリョウに光があったようで良かったです。

正しくないけど、けして正しくはないんだけれど、救いのある映画でした。江波杏子さん、まだまだ続けてください! 美しかったです。