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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男のmiyuのレビュー・感想・評価

3.9
昨年、大阪のシネリーブルでやっている時から見たくてたまらない映画だったが、なかなか見ることがかなわず、本日やっと 京都シネマで鑑賞。。。
遅いねんょ💨
でも、やってくれたし、えぇかぁ〜✨

正直、『メットガラ』の方が、ファッションショーのキュレーターを描いたドキュメンタリー映画でかなり、面白かったが…
それに比べると
ドキドキ感はなく、淡々と話が進むドキュメンタリーであるが…
好きなジャンルの映画ではある!

本作からも、ファッションショーと言うのは
単なる流行でなく、芸術性を持った自己表現…って言う彼の熱い思いが伝わってきた…

ワタシ自身は、絵筆を持って
ペイントに一時期 かなり ハマっていたが…
自分がデザインをする時には、なによりも、カラーを考えてしまう…
カラーと質感…って言うものを表現する事がとても大事だと感じるから…
まっ、ワタシなんて そんな一流の人と比べちゃいかんねんけど😅💦
趣味の領域なもので…

イブ・サンローラン系の映画は三本見たが…
我が身を削る様な思いで、デザインするサンローランに比べると
ドリスはずっと優雅で、完璧主義でもあるのにも関わらず、全て、人にやらせてしまう訳でもなく、周りのヒトの意見も柔軟に聞き、何よりも、長年連れ添ったパートナーを凄く大事に思う姿が、染みた…
彼のアドバイスをとても大事にしていた…

しかし、彼自身の服装は…
と言うと…
あんなにも ゴージャスなファブリックを使った洋服をデザインしながら、なぜか、いつも、同じシャツを着て、デザイナーぽくない普通の服装をしている…
コレがまた、不思議だった…

一つのデザインに対しても
素材の組み合わせにとことんこだわり
かと言って時流に流される訳でもなく
自分自身の感性を大事にしてる姿はホンモノだと思えた…

生活自体も 手抜きせずに
優雅でかつ、地道に生きていて…
花と犬を愛していた✨

でも、デザイナーとかは
やっぱ ゲイが多いのかなぁ〜
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