しゆ

2048:ノーウェア・トゥー・ランのしゆのレビュー・感想・評価

3.5
『ブレードランナー2049』の前日譚短編シリーズの第三弾。今回もリドリー・スコット監督の息子が手掛ける。
前2作は重大事件の裏話を描くコンセプトだったのに対して、本作はモートン・サッパーの一場面にフォーカスした内容。2049の冒頭も冒頭で解任された彼の''人間らしさ''が短い時間ながら伝わってきて、旧型のレプリカントだからひとえに消し去っていくのはどうかっていうのをこれを観たことで考えさせられた。役者は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックスでお馴染みのデイヴ・バウティスタ。でも雰囲気違いすぎて調べるまで気付かなかった。
他の短編に比べて優先度は低いけど、やはり『ブレードランナー2049』のレプリカントたちの奥深さを知るためには観ておきたい一本。
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