今回は橋幸夫の勝ち
肉まんとラーメンが食べたくなるやつ
敵を倒して街を平和にするために力を得るが、その力が予想以上に暴走して更にそれを止める…意外にも展開に厚みがあったけど、それが反ってダレる原因になった感ある。
普通の映画なら二転三転するほどオイシく感じるものだけど、しんちゃんに適用すると展開が多すぎて小ボケが活きないんだな〜
でも前作シリリよりは楽しめたよ。
ジャッキー版ベスト·キッド意識した？って感じの修行場に、プロジェクトAの鼻歌、カスカベ防衛隊がチョロチョロ動き回るアクションアニメーションのリズミカルさ、マサオくんのシリアスタッチのドヤ顔、名だたるカンフー使いの面々の中にイップ·マンまで盛り込む毎度ながらの細やかさ…それなりにニヤッと笑えるシーンと見応えあった。
なんと言っても橋幸夫の歌声がクセになるジェンカがハイライト。なんだか帝一の國のマイムマイムを彷彿とさせる場面だったな。
カンフーが題材だったけど全体的にぷにぷに拳の心得に則った脱力感漂う作品だった。
「公共の場で映画のネタバレをする奴は悪」
子ども向け映画でこれを訴えてくれるとは助かる。
