のこ

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~ののこのレビュー・感想・評価

4.8
大人が楽しめる感動作!
メリークリスマス~最高のプレゼント作品😊
心温かくなる やさしい気持ちになる 幸せを感じる~
見事な展開、脚本の素晴らしさに 余韻をたっぷり感じながら~いつもは買わないけどwパンフ購入😊

イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの代表作「クリスマス・キャロル」誕生の知られざるエピソードに迫るファンタジー😊
クリスマスキャロルのあらすじを読んで行った方が分かりやすいと みなさんのご感想にあったので予告編見ながらざっと目を通して~

1843年 売れない小説家のチャールズ・ディケンズ(ダン・スティーヴンス)の家計は苦しい。 
何とか新作を出そうと没頭すると~登場人物の名前をあれこれ言いながら~ピタッと当てはまる名前が浮かぶとその人物が画面に現れて来る(天才だから~^^こういう現象面白かったw)
小説の世界と現実の世界を行き来しながら 活字にしていくディケンズ!!
家政婦のフィスク(ミリアム・マーゴリーズ)と話をしているうちに色々アイデアが浮かび~
彼女は悪人でも決して最後まで悪人ではないからと言い残す~

ディケンズは子供の頃のだれにも言えない辛い過去を思い出す~借金まみれの父に捨てられ 孤児が働く靴墨み工場へ連れて行かれて 自分の父は紳士です~と言ってみんなからかわれ 喧嘩して~その後小説家になり結婚するまでの生い立ちはストーリーにはなく
月日が流れ~今 またお金に困って自分を頼りに母と一緒に尋ねて来て一緒に暮らすことに~
どうしようもない父に、分かれてからどれだけ苦労したかと父に向って言うディケンズの思いに胸が熱くなり、お父さんは悪いとも謝ることもしなかったけどいつか良いことがあるからと、ほんと前向きでw

年に一度、クリスマスは人々の心が開く日と思っているディケンズ~締め切りが近付き新作最終章はどんな話になるのか~?
トラウマになっている少年時代の 靴墨み工場へと足を運び~
そこで ディケンズは自分と重ね持った分身スクルージ(クリストファー・プラマー)とのやりとりが 結末へ😊最大の山!

父との確執 妻との夫婦愛 家政婦たちとのやりとり~
人との関わりなど~すべてを解決していく素晴らしいラスト展開を是非 劇場でご覧ください。

ディケンスの可愛い子供たちがいっぱいいて
一見 ファミリー映画のような感じられますが大人が楽しめる素晴らしい作品!(子供向けではない)
映像も家具も調度品も素敵~😊
★『美女と野獣』の野獣役のダン・スティーヴンスが主人公を演じる。
のこ

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