なり

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~のなりのレビュー・感想・評価

4.0
クリスマスの意味を一新したというか、本来こうあるべきなんだろう。

誰もが持ってる心の狭さは幻想の中のスクルージで、余裕のないときに現れる姿だ。借金まみれの自分自身に向き合って問いただすようなディケンズ。

2ヶ月で生み出したクリスマスキャロルの創作過程は作者の過去を含めた、その時の実体験なのかな。

クリスマスキャロルの粗筋を追う感じで、浮かれたキラキラはないがけっこう良いクリスマス映画だと思う。あの父親は許しがたいけど。
なり

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