うめき

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~のうめきのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにザ・ハッピーエンド!な物語を見たから多幸感がすごい

小野さんの珍しい声色がたくさん聞けてよかった、字幕の方はどうなってるんやろう
子ども達とのことば遊びのシーンが可愛かった

この映画は悪い人が出てこない代わりに、物語が浮かばない焦燥感や、思う通りに進まない苛立ちがハラハラさせてくれた。
最初の登場人物であるスクルージが出てきてからも毎晩少しずつしか物語は進まなくて、もっと読みたい、早く先を、と逸る気持ちがそのまま読み手の気持ちのようで心地よかった、ページをめくる手が止められない感じ。
タラや周りの人の意見でどんどん物語が研ぎ澄まされていく様子とかも見ててワクワクした。
ディケンズはキャラクターが生まれたらそのキャラクターの動きをそのまま書き起こすタイプの作家だけど、結局それを生み出したのは自分だから、自分の中にある言葉しか言わない…訳では無いんだこれが、だから思い通りに動いてくれない…って嘆く訳だけれど、ディケンズも周りの人のおかげでキャラクターと一緒にエンディングにたどり着くのは〜よかったなぁ〜〜

しかし最初自分で改心する話やって言うといて、ストーリー進んでいくと改心なんかしねえ、こいつはこのままやって言い出すのどしたん、どんなエンディングにするつもりや

あといいタイミングで邪魔入るのまじで邪魔や、お父さん頑張って大人になろうな
あと靴墨ってそんな売れるん?
うめき

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