ボロロボ

EMMA/エマ 人工警察官のボロロボのレビュー・感想・評価

EMMA/エマ 人工警察官(2016年製作の映画)
3.0
アマプラにてオススメされたので観てみた。

フランス製近未来SF。
テレビの2話分をくっつけたような低予算作品。

あらすじだけを見ると激しいアクションと派手なSFXを期待しちゃいますが、SFチックな映像表現は極一部で、会話劇を中心に実に地味で渋い日常系サスペンスが展開。
前半でも後半でも殺人事件が起こり、それぞれ社会問題を契機としてるようだけど、なーんか地味。申し訳ないけど後半は眠かった・・・。

ハイテクアンドロイド:エマはお話を進めるギミックに過ぎず、超絶高スペックの新人刑事(=エマ)にオタオタしながら振り回される人間たちがオモシロおかしく描かれてコメディっぽい。

エマの教育を押し付けられた主人公の警部だけが異変を感じ、ボスを問い詰めたらあっさりゲロするw でも「他言無用」と言われてちゃんと守る警部がかわいらしいw
警部は部下の育成力が随一と評価されてる有能な人。
警部の家族を描くことで、警部の人となりを説明してしまうのはうまいなあ。

警部夫婦がとても印象的。奥さん、とってもチャーミング。

高性能アンドロイドなのにわざわざノートPCを使うなんてww 人間らしく振る舞うというのは実にめんどくさいですなあww
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