洋楽を聴き始めた頃、チャートに必ずランクインしていたのがウイリー・ネルソン。
洋楽ヒット原理主義者だったが、当時身長160にも満たないガキンチョに流石にカントリーは無理。
グレン・キャンベルの顔は見たことあっても、名前と一致したのはこの映画の存在を知ってから。
予習がてらSpotifyのプレイリストをダウンロードしてみれば、ああこの曲そうだったの、と心地よい調べが何曲か飛び出してきた。
ドキュメンタリーはあまりスクリーンでは観ないタチだけど、ライブにでも行くつもりで劇場へ。
アルツハイマーを患い公表してからのグッバイツアー。
観る者にはとっては他人事の病状。
さすが、ミュージシャン、身体が覚えてるのね。
なんて、ウトウトしていたら、誰の目にも明らかな症状や表情そのものの変化に次第にハラハラさせられる。
それでも軽やかなギターソロや伸びやかな歌声はステージ上に限らず胸を打つ。
全米津々浦々ツアーバスに乗って息子娘をバックバンドに従えて行脚。
特に娘のパパを見つめる暖かい眼差しが印象的。
人生の最後まで、声を周りに届け続けられるのか。
衿を正すしかない。
〜〜
今日の一曲
様々な大物ミュージシャンの思わぬ告白にも驚きが。
Bruce Springsteen - Hungry Heart
https://m.youtube.com/watch?v=boJhWtw-6Gg
うーん佐野元春σ(^_^;)
2019劇場鑑賞109本目