【12 Strong】
■総合評価
演出 ★★★★★
ストーリー★★★★★
キャスト ★★★★★
音楽 ★★★★☆
映像 ★★★★★
おすすめ度★★★★★
■key word
[9.11のかけら][縁起][騎馬隊]
「兵士になるな、戦士になれ。」
「この国に正しい選択などない。ここはアフガニスタン、多くの帝国の墓場だ。今日の友が明日の敵になる。それは君らも同じだ。ここではアメリカも一つの部族にすぎない。去れば臆病者となるし、残れば敵となるだろう。ただ君はこの先も私の兄弟だ。」
■あらすじ
9.11の後、アルカイダを匿うタリバン勢力への特殊作戦のため、わずか12人の兵士たちがアフガニスタンに乗り込む。そこで与えられた移動手段は“馬”。
険しい山岳地帯に潜む5万以上の敵勢力を相手にした、“騎馬隊”たちの戦闘を描くストーリー。
■感想
”これぞ映画”という映画を見れた。
史実に基づいた映画、そして映画がなせる真骨頂を見ることができた。
兎にも角にも、戦闘シーンが真に迫った迫力で圧倒された。美しいほど荘厳な山岳地帯の風景とは裏腹に、爆撃や銃撃シーンの迫力は本当に凄かった、、。
また、終盤のクリスヘムズワースが先頭で騎馬隊の群れが突っ込むシーンは、映画史に残る名シーンだと思う。
■キャスト
クリスヘムズワースをはじめ、本作品に出演したすべての演者のクオリティが高かった。とても演技とは思えない表情やアクションシーンがとても印象的で忘れられない!
また、クリスヘムズワースとエルサパタキーの共演がとても微笑ましい!
敵味方の思惑や縄張りが複雑に絡み合うアフガニスタン、そこで“本当に”起こった戦闘、まだの方にも是非見てもらいたい!