てるる

ホース・ソルジャーのてるるのレビュー・感想・評価

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)
3.7
インフィニティウォーより前に観てたけどそっちのが衝撃であげるの忘れてた。

ジェリー・ブラッカイマー製作の実話を基にした戦争
映画。 

3.11直後、秘密裏にアフガニスタンへ潜入し、5万のタリバン兵と闘った僅か12人の特殊部隊。

こういう少数精鋭VS大軍って煽りが大好きなハリウッドなので、賢明な方はお察しの通り、地元のドスタム将軍を支援する役割なので実際は12人で闘った訳ではない。
それだとしても数百程度の人数。

ではどうやって5万の兵に立ち向かったのか。
それこそ諸葛亮孔明のように戦略機略で翻弄したのか?
いえ、違います。
圧倒的な空爆でガンガン爆破しまくります。
むしろ敵軍に同情したくなるくらい爆撃されまくります。

彼らは敵陣地の近くまで忍び寄り、遥か上空の爆撃機を誘導するのがメインの役割。
そしてドスタム将軍率いる部隊が残党狩りを行うスタイル。

という訳で「ローンサバイバー」や「13時間 ベンガジ」のようなまるで戦場にいるかのような緊張感や、少人数で闘う絶望感は弱い。

それにここ最近のメッセージ性の強い戦争映画に比べると高尚な何かは感じられないし、アメリカのプロパガンダ映画と言ってもおかしくない。

それでも兵士達は純粋にテロに対する怒りと愛国心を懸けて闘ったのは事実だろう。
そして「映画は娯楽」と割り切っているジェリー・ブラッカイマーなので、こちらもそれを割り切って観るべき作品。

ド派手な空爆シーンや馬で戦場を駆け抜けるクリヘムはめちゃくちゃカッコ良いので、ファンはそれだけで満足出来るはず。

クリヘムだけでなく、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャなどが大画面で暴れ回るのが観られるだけで嬉しい。
まぁシャノンに関しては暴れ回るというか途中から横になってばっかだけどw
でも1番驚いたのはウィリアム・フィクナーかな。
一瞬誰だか分かりませんでしたよ。
ちなみにクリヘムの奥さん役は実際の奥さんらしい。

ストーリーや演出が大味な分、魅力的なキャストでカバーしてる。

ちなみにここ最近の戦争映画特有のグロさはほとんど無いので、グロが苦手な人でも観られると思う。