「ドキュメンタリー」という言葉が使われるきっかけとなった作品。
1926年に音のない映像としてフラハティが作品をつくり、半世紀経った後その娘モニカが音を吹き込むために島に戻る。
そう聞けば、鑑賞せずにはいられない。
海とジャングルの恵みに生かされ、
自然と一体となっている営み。
豊かさしか伝わってこない。
なんて素敵な生き方なのだろう。
(ウミガメのシーンには流石に苦しかったけど)
文明の観点では現代とは比べ物にはならないはず。
なのに生きる知恵もありいろんなことが宗教や部族のしきたりとしてOrganizeされている。
一方で現代では(ここ日本でも)貧困が深刻化するし、教育が行き届かないことで疫病に歯止めがかからない。
生きるために生きる。
シンプルだけど難しい。
僕たちはいつを生きるために今を犠牲にしているのだろう?