モアナ(サウンド版)の作品情報・感想・評価

モアナ(サウンド版)1980年製作の映画)

Moana with Sound

製作国:

上映時間:98分

4.0

あらすじ

「ドキュメンタリーの父」ロバート・フラハティが妻と共同監督で南太平洋サモアの生活を描いたサイレント映画の傑作。今回は、製作から50年後、島を再訪した娘モニカの尽力によって完成したサウンド版を基に、2014年に甦った貴重なデジタル復元版の日本初上映。

「モアナ(サウンド版)」に投稿された感想・評価

masa

masaの感想・評価

4.5
先日東京フィルメックスにて。
これは、もう点数とか付けられない(付けてますが…)。とてつもなく貴重な映像を観た気がした。

「ドキュメンタリーの父」ロバート・フラハティが英領サモア島で、原住民の日常生活をカメラに収めた1926年ドキュメンタリーの傑作。それのサウンド版。

この島で暮らすルペンガー家には、モアナとペアという二人の息子がいた。一家は、常食とする里芋採りに出かけ、イノシシの通る道に罠をかけ、珊瑚礁の岸に寄せる波間に、丸木舟に乗って採集にでかけ、家では母親が家族の帰りを待っている。モアナと婚約者ファンガゼは、結婚式の準備のために踊り、モアナは、成人式の刺青をしてもらい、いよいよ村人の歌声とともに挙式の準備が整う。

1926年のサモア島の映像……凄い。
約90年前の世界をモノクロだが、はっきりと観ることができた。興奮してしまった。
そして海がキレイです。モノクロなんだけど、水面の下の岩がはっきりと見える。たぶん、恐ろしく透き通った海水だったのだろう。海ガメを捕らえるシーンがあるのだが、ちょっと離れた陸地から槍をポーンと投げて、海中のカメに命中して、カメめがけ飛び込み素手で巨大な海ガメを捕まえていた。超人か……ターザンみたいなこと平気でやってたんだろうなと思う。
少年のペアが、ビルの8階建て位はありそうなヤシの木🌴に抱きつき楽しそうに登っていき(滑って落ちたら間違いなく死ぬ高さです)平然とてっぺんのヤシの実を落とす。登っているシーンがとても絵になる。
思い出すだけで興奮してきてしまった。
刺青を入れるシーンが痛そうだったな…
いやー映画ってほんとに素晴らしい。
ネット

ネットの感想・評価

4.3
狩猟、手作りの布、料理、透明度の高い海、豊かな胸、男女の戯れ…平和な生活と緩慢な時の流れ。とてもいい…
字幕のフォントも独特で好き。

ココナッツカスタード、響きからして美味しそう。
てふ

てふの感想・評価

3.5
ドキュメンタリー論の授業で話を聞いてから、フラハティによる最初期のドキュメンタリーを観たいと思っていた。南洋に生きた人々の暮らしと文化を現代でも活き活きと味わえるのは、映像の持つ記録性の凄みであると思う。

東京フィルメックス フィルメックス・クラシックスにて
mstk

mstkの感想・評価

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2017/11/26
@フィルメックス。一応ドキュメンタリーという体なんだろうけど、編集が巧み過ぎて(というよりはじめから編集ありき、なのか)もはや冒険活劇にしかみえない!
収穫量が必要量という原始的な社会主義的生活。
食事作りにはお父さんも加わるも、ヤシの木は「父さんの」という父権制も。
猫

猫の感想・評価

5.0
1000億点。神。映画においてこれ以上の何を追求すればよいのか分からなくなった。揺れる乳の豊かさ。
たむ

たむの感想・評価

4.2
ドキュメンタリーという言葉を生み出した、圧倒的に美しい傑作です。
1970salsa

1970salsaの感想・評価

3.0
あ、モアナって男性だったのねw
始まるまでは女性と思い込んでた。
冒頭の罠を仕掛けるところあたりで前のお客さんが既にウトウト。彼が罠にかかってました笑 確かにサモアの人々の生活のドキュメンタリーなので眠くなっても致し方ないかも。私も途中で一瞬意識が…。
とはいえ、概ね楽しく観ることが出来ました。これが無声であれば恐らく爆睡でしょう。音(調べ)の力は偉大です。
AS

ASの感想・評価

4.4
字幕の入っていない箇所では「一体何を話しているのだろう」と想像力を掻き立てられ、無声映画を鑑賞する際と同じような悦びに浸る事が出来る。
海亀やココナッツ泥棒をつかまえるシークエンスに釘付け。何をするにも皆手際がいいので最初から最後まで全く飽きさせない
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