ういらぶ。のゆきのネタバレレビュー・内容・結末

友達に誘われて鑑賞。少女漫画あるあるなメイン
キャラが全員美男美女の注目の的という設定でした。さらにヒロインは無自覚美少女。あまり悪く言いたくないですが、この映画は正直微妙でした。キャラ設定はよくあるタイプなので悪いとは思いませんが、作品構成が映画にする意味あった？と感じてしまう要因だと思いました。短編をつなぎ合わせてエンドまで持っていくのはよくある構成だと思います。しかし、その各短編でタイトルをつけるから集中力が切れてしまうし、それならドラマでやったほうがいいんじゃない？となってしまいました。うまい具合に話を繋げられなかったのかとも思いました。
その他に主人公の回想場面で、顔だけ大きくした写真？を使っておりなんだかバラエティ番組を見ているような気分になりました。でも、別に回想は笑える内容でもないから不思議な気分でした。
ヒロインの桜井日奈子ちゃんはすごく可愛くて、世間知らずな無自覚美少女のキャラにとてもマッチしていました。
ただ平野紫耀くんはオレ様キャラで、本人の天然キャラと相反しており絶妙に浮いていたように思います。また、本人のキャラを殺せるほどの演技力もまだないところが残念でした。あと、ちょっと和泉凛っていうキャラの性格がちょっと気持ち悪いと感じてしまいました。ヒロインの全てを支配することを是としている考え方が無理でした。
玉城ティナちゃんも抜群に美人で、ハキハキした物言いの友人キャラにマッチしていたように思います。
磯村勇斗くんはあんまり印象に残っていませんが、それくらい自然にキャラに溶け込んでいたのかなと思います。
今回は、このストーリーのスパイスともいえる伊藤健太郎くんと桜田ひよりちゃんの演技がとても良かったように思います。伊藤くんは金髪浮いてるなとは思いましたが、ちょっとチャラい感じをよく表現できていました。何よりもひよりちゃんが少し意地悪なライバルを演じ切っていて、もっと彼女の演技を見てみたい！となりました。
ストーリー自体は主人公とヒロインがすれ違って、子供の頃の思い出を通して仲直りしてちょっと関係が進展するっていうあるあるだったため可もなく不可もない感じ。
エンドロールで、撮影風景が流れて俳優同士がじゃれあっている姿が見れたのが1番良かったかもしれないです。