とし

カメラを止めるな!のとしのレビュー・感想・評価

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
4.7
今年1番面白かった!!!(かも)

王様のブランチでLiLiCoの「マジで面白いわよ〜」から気になり始めた作品。封切り後から、ジワジワと口コミで厳格な"ネタバレ禁止令"が布かれるとともに、その評価の高さ!に、どんなもんかと日曜にこの目で確かめるんや!と新宿行ったらまさかの満員御礼?にて、あえなく断念。。これで完全に自分の中に火がつき、本日ようやっと鑑賞。

いやーーー面白い!!!この映画は2度楽しめると聞いてたけど、このウソつき!エンドロール入れて3度楽しめるやん!

しかも上映後にサプライズ?でキャストの皆さん登場し、トーク&物販。

観る前から期待させておいて、期待を上回る面白さと、とてつもない"映画愛"をスクリーン越しに全身全霊届けてくれて、ボルテージ最高潮のいま、え、今?演者さんたち突如現れて観客の皆さんに直接御礼言いたいって?!マジ泣けるわ。。

たしかに監督さんも、キャストの皆さんも無名で全く存じ上げなかったけど、観てる96分で急に制作スタッフさんと観てる自分たちとで距離縮まるし、ひとつの映像作品の域を超えてこのムーブメントを心から応援したい!という熱量で上映館が充満していた気がする。となりの人も、その隣の人もみんな笑ってたし、全員が惜しみない拍手と敬意を送り続けてた。

上映時間以外の時間も含めて、お客さんが物販に並んで、演者さんひとりひとりに面白かったと素直に感想を伝え、演者さんもひとりひとりに心から御礼を言い、パンフレットにサインを貰って、と、舞台でもなく、ライブでもなく、映画で、しかもこんか無名作品で(もはや無名と言えないのかな)、こんなにも色んな人々が生き生きとひとつの作品を作り上げているこの光景に泣けてきた。

当たり前だけど、映画は観てくれる人がいないと完成しない。そう意味で、こんなにも完成度の高い、クリエイティビティに溢れた(生きた作品!)映画に出会えて、宝物を手にした気分だった!


ダサいスタッフTシャツ、即購入。映画観ちゃうと最高にカッコよくみえて、買わない理由がなかった(本日入荷なのにTシャツ完売とのこと)。パンフレットの制作秘話もじっくり読むぞー(^^)
とし

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