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カメラを止めるな!のRYOBEERのレビュー・感想・評価

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
4.6
最高なんじゃぁぁーーー

"つくるヤツら"の熱量と勢い。制約があったって、その中でただベストを尽くしていいものをつくる。本当にキラキラしてるなぁ。凄いなぁ。そして素晴らしい。観終わって、「映画撮りてえなぁ」ってなる人いっぱいいるんじゃないかな。

そんな『映画づくり』、ひいては『ものづくり』への賛美が、幾重にも重なったメタ構造を経て、様々な事情や過去を持った登場人物たちを通し、「面白さ」の超波状攻撃の如く伝わり、あまりに伝わりすぎて、コメディシーンでも笑いながらずっと泣いてしまった。
他にも色々なメッセージがこの作品には込められてるけど、ネタバレなっちゃうからね〜。

キャストは皆さん、いわゆる無名の人達だけれど、約100分と決して長くない上映時間の中で、それぞれの顔と人となりを完全に覚えられるくらいに全員キャラ立ちしてた。
キャラクターも皆好きになったし、演じてる人も好きになっちゃうし、とどのつまりこの映画自体が愛おしくなったよ。
音声の奴の顔腹立つなぁ…(褒めてる)

この作品を作った全ての関係者の方達に拍手を。
めっちゃ面白かったです。
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