何だか妙に周りの評判がいい。
K'sシネマは毎回、満席で入れないらしい。
下北沢で見つけたチラシを隅から隅まで読んでも誰一人知ってる俳優は出ていない。
それなのに地上波で芸能人がPUSHしていたりで、天邪鬼逆張りおじさんとしては
『、、、ほんまか?』
と、何故か警戒しながら、これはこの目で真意を確かめないといけないと川崎はチネチッタへ。
満席だ!
怒りのデスロードのモノクロverを5人くらいで観たスクリーンが満席だ!
こんなインディー映画でチネチッタが満席だ!
昔、10人くらいでハングオーバー3を観たスクリーンが満席だ!
ただ始まってすぐ、ほらみたことかと、そのクオリティにひたすらに不安になる。
この外した笑いが延々と続くなら、これは地獄だな、、、と思っていたけど、あるシーンで『お?これは、、、?』となり、(そのシーンは本当に偶然だったらしい)めっちゃくちゃ省略するけど、結局ラスト30分は手叩いて笑って、最後は何故だか泣いてしまった。(号泣)
自然とスタンディングオベーションが起きた。
これは全てのエンターテイメントの制作に関わる人たちは共感しかないお話だし、何より覚悟を決めた男の話でした。
役者はみんな良かったけど、主演の濱津隆之さんの面構えが特に良い。困り顔が良い!キレてる顔が良い!
もう、最高かよおい!
本当にこんなクソみたいな感想ですら入れないで、事前情報全くナシで観た方がいいす。
こんなに心の底からワクワクして、感動的な映画体験を味わえることはなかなか無いでしょう
幸せだ。
幸せだった。
なんて幸せなんだ。
ポンッ!!