このレビューはネタバレを含みます
すぐに仕掛けには気づいたけど、その後の伏線の回収が見事。
ところどころプロっぽくない撮り方があってもっと洗練された映画になるだろうけれど、ちょうどよく泥臭くてよかった。
ドタバタが本当にドタバタしてて慌てぶりが伝わってこなかったけど、スピード感も最高。久しぶりに声出して笑えた! ぽん!
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2回目鑑賞
どういう楽しみ方ができるんだろうと思っていたが前半部分からの伏線が出てくるたびに笑えてしまう。
しかし1ヶ月前からのくだりはやはり中だるみ、最後には綺麗に着地する。
改めて見ると役者陣も決して上手でないのがわかるが、それでも最初の30分、本当によくできている。バラシ具合がさりげなく、どんどん助長していくところ、見切れさせるものはしっかり見切れさせ、入れたいものはさりげなく入れている。
しかし、こういった構造の映画は今までもさんざあったと思うけど、どうしてこの映画はこんな特別にヒットしたのだろう?