アイデア賞!!
3回目の挑戦でようやく観れました!
諦めずに挑戦して良かった!
やっぱり満席でした!
最後は拍手が起こりました!
~ネタバレあり~
基本的に前半はずっと???状態が続きます。
この時間が長いので、点数を迷いましたがネタバレになった後の爽快感が前半のおつりが来る位素晴らしいので満点にしました。
まず「ワンカットでカメラマンが撮っている。それを演者も全員分かっている。映画を撮影している、その過程を見せられている」っていう設定は直ぐに気づきます。
でも「だから何?」っていう。
そういうメタ設定はよくあるし、面白いとはおもいますが、「それでこんな話題になるか?」という感じです。
ひょっとしたら「ホントにゾンビ映画?」という考えすら起きました。
ギャグ映画(ドキュメンタリー映画?)だとわかるのは実際に2回目の撮影の裏側つきで観せられてからです。
ただでさえ同じ作品を見るという行為は「もう全て知っている」という安心感があります。
その安心感に加えて前半の疑問、伏線の回収の嵐!!
もうこれほどカタルシス(精神の浄化作用)という言葉がふさわしい映画はありません!
カタルシスを味わいたい?じゃあ「カメラを止めるな!」観なよ。
全ての人物のキャラが立っています。
無駄なキャラは一人もいない。
お気に入りのキャラは奥さんと腹下す人ですかね。
途中で投げ出さず最後までやりきることの素晴らしさを説いている作品でもあります。
カメラを止めるな!=あきらめるな!と言い換えることも出来ます。
それはラストの全員の笑顔に表れてます。
結局作品としてまとめちゃえば何とか成るもんです。
ということはMVPは作品を繋ぎ止めた娘さんですか。
とにかく唯一無二の映画。
是非海外にも広めて行って欲しい。