このレビューはネタバレを含みます
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何も知らず、なんか面白そうだし、みたいな感覚で見に行けばよかった！と今更思っています。
まず、映画を作るということにとても憧れを抱く作品でした。映画をすきでいて良かった、とも思える作品です。
低予算だとかは知りません！見る側はそんなことを考慮して観る必要はない気がします。
観る前から、目に入ってきた評価が、あまり映画に詳しい人達の感想ではなくて、それがこの作品を観に行くことに若干の気だるさを感じていました。
｢めちゃめちゃ笑った｣｢最強のエンタメ｣｢低予算なのに面白い｣、いや！私もそう思いましたけど！だからこそ、比べるなら比べるでもっと他の最高のエンタメ作品を観て欲しい！面白い邦画見て欲しい！素晴らしいゾンビ映画見て欲しい！、、、と思います、、、これはカメラを止めるな！の感想ではないですが、周りの評価というのを特に感じたので、書きました。
カメラを止めるな！でいちばん感動したのはエンドロールです。
カメラで撮っているのを撮っているカメラを撮っている映像、うわぁ、映画作りってめちゃめちゃ辛そうでめちゃめちゃ面白そうで、うわぁあ！とその時のテンションでは思いました。
カメラ1台長回しで撮るというのはどれほど大変なのか、少しだけ理解できます。舞台の芝居のようだ、と感じたからです。制限された行動範囲で、少ないスタッフで、めんどくさい役者がいて、、｢リハーサル｣ではなく、｢稽古｣という言葉が似合いそうだなあと勝手に思いました。
この作品の脚本の素晴らしさは他の方々が沢山書いてらっしゃるので、控えますが、文字だけで読んでも物足りないような気がします。映像で、素晴らしい役者と素晴らしい演出によって、カメラを止めるな！という本がたまらなく面白くなっているのだと思います。
パンフレットじっくり読みたいと思います。
今年は｢枝葉のこと｣に続き、いい邦画がたくさん観ることが出来てうれしいです！！
