『カメラを止めるな！』を、ついに。
めちゃめちゃ泥臭いけど華麗なる映画愛がここにあり。
この映画で初めて気付かされた、”そこそこ”と”完璧”が一見相反するものだが紙一重だったことを
この感覚を同時にスクリーン上で感じ、
かつ全劇場内がそれに賛同しうる作品は、
なかなかないと思う。
この作品は、言葉や文では伝わりきらない部分が大多数だと思います。
つまり、たとえ「ここがこうなってこうなったからこうなって面白かったんだよ！！」と語ってみたところで、
面白さはまるで伝わらんだろうって感じ
ということです。
なので、多分観る前にネタバレ等を読んだところで完全な自滅行為にはなりませんが、
観る気があるのに検索・詮索する行為はまるで
ゲーム実況YouTubeを全部見てから初プレイするような感じになるけどほんとにそれでもいいですか？っていうことになる。
これだけ騒がれているくらいの作品なので、
下手に検索しなくてもだいたい映画のさわりや予測を立てられちゃう方は全然いらっしゃると思います。
でもそういう無駄な労力を費やすなら、
とりあえず観に行こう、映画愛に愛おしさを感じながら観客と一緒に笑おうよ！という感じです。
いろいろ考えるのは、それからでいいと思います。
とりあえずそういうことです。
久しぶりに劇場内で声だして笑い続けてました。
もう一回観たいとおっしゃる方も多く見受けますが、
私はこれ一回でいいです。褒めてます。
この感覚で楽しめるのはあの初回だけだと思うので。
ほんと面白かったです。
