ぬーたん

カメラを止めるな!のぬーたんのレビュー・感想・評価

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
3.5
邦画・ゾンビは苦手だから行く気はなかったんだけど、あまりの面白いよレビューに背中をポンッと押され観て来た。
平日昼間に狭い劇場がほぼ満員!しまった、今日は会員デーだったし学校はまだ夏休みか。
前半はもろゾンビ映画で血やら斧やら何やら、やや薄目で観るが、どこまでこれなの?という感じ。
手持ちのカメラのブレブレでめまいしそうなので、血が出なくてもやや薄目で観なきゃならん。
後半に入ってすぐに右2人目の太目のオッサンが席を立った。
(二度と戻っては来なかった。めまいか吐き気?それとも失望か?)
切り替わった後半は、左隣の老婦人がとにかくずっと大爆笑で、『半分、青い。』のスズメちゃんの如く、私の左耳は映画の音声を受信出来ず(-_-;)
ただおばあちゃんの引きつりそうな笑い声が左耳を占拠して、映画に集中出来ない。
ストーリーは後半で前半のイライラ全てを挽回し、更にプラスに持って行った。
名も知らぬ、素人劇団のB級ゾンビ映画から、伏線回収+コメディー+家族愛の個性豊かな俳優たちの上質映画に持って行った、それだけでもう、この作品はやりやがった!という感じだ。
脚本とアイディアの勝利、ということかな。

ただ、大絶賛のレビューでかなり上げたハードルを飛び越える程ではなかった。
左のオババのせいか否か、声を出して笑ったのは2回位で静かなる鑑賞でございました。
1クラス50人居るとして、1人は必ずいるでしょう?
一応は参加するけど、協調性がなくて、合唱は1人口パクとか。
参加はするけど、1人反対意見言っちゃうタイプとか。
休みはしないのよ。
そんな1人が自分かも?と思ったわ。
でも、右隣のスーツ着たサラリーマンも笑い声は聞こえなかったから、案外似た人は居るのかもね。

☆評価下げました😅
高評価の中でビビって足したけど、やっぱり正直にいくわい、と思い直したんで!
ぬーたん

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