最初のスターウォーズはたったの全米32館での公開（ウィキペディアでは50となっていたけど、starswars.disney.co.jpでは32館。まあ公式が正しいのでしょう）から始まって口コミが広がり大ブームになった……という話ですが、そんなエピソードを思い出さずにはいられないほどのブーム、にいつの間にかなっていた。これは邦画の福音となるか。
とにかく最初のワンカットのアレで酔ってしまって（PSVR持ってるけど酔うのでほとんどしていない三半規管レベル）、そこだけキツかったけど、あの脚本はお見事としか言いようがない。ジェラシーですよねー。そういう気持ちがどこかにまだくすぶっていたのか、となるやつ。3DやVFXなんて使わなくても、いいカメラで撮らなくても、アイデア次第でこんなに面白い映画ができて、こんなに大きなムーブメントになる。
映画好きの友人とも話していたが、一方で「○回泣けます」というコピーで泣く回数まで約束している映画もある。そんなこと数えさせてくれるなよ……と思っちゃいますが、マーケティングから見た「世間」はそうではないらしい。
そうしたとことはあんまり関係ないとこから生まれたこの映画がこんなことになってる事実、まあ自分が言わなくても皆さん厳粛に受け止めていらっしゃるとは思いますが、「世間」は意外とマーケティングにおさまらないし、あっと驚く映画を観たい！ と思っていると思いますよ！
