文句なしに面白かったです!
語ると何でもネタバレ認定されちゃうみたいなので気をつけて…
脚本が見事。
緻密に計算された構成はもちろんのこと、俳優さんたちに当て書きしたキャラクターが完璧にハマってました。全員最高。Ghostという原案の舞台がどんなのかは知りませんが、これは映画でしか出来ないことを完璧にやってのけた最高の映画です。舞台でやれるもんならやってみろって感じですね。
キレッキレだった頃の三谷作品を見ている感覚でした。(これもネタバレになっちゃうのかな。大丈夫だよね…?)
別に構成自体が目新しいわけではないんですけどね。何年か前に加藤シゲアキさん原作の映画あったでしょ、こんな構成のつまんないやつ…。三谷幸喜の舞台でもこんなやつありますよね。(パクリというならむしろそっちな気がする。)
ザ・レイドの制作秘話を聞いた時にその工夫に驚いたと同時に、バジェットの規模に合わせて背伸びをせずに工夫を凝らせば面白いものが作れるということを認識したわけですが、本作もまさにそれでした。
一方で同時期に公開されたハン・ソロとバジェットを比較してあーだこーだネタにされてますが、それは正直不快です。ハン・ソロだって十分面白かったし。そこと比較して本作の評価を高めようというのはナンセンスでしょう。
とにかく最高に楽しい映画でした!(これもネタバレなのか…)