70%あるあるネタ
15%構成のよさ
15%インディーズならではの良さ
のコンボが奇跡的に噛み合ってのフィーバー？
ここのところ休みが不規則で映画もちょっとしか楽しめませんでしたが、ようやく名画座作品ではなく、ロードショー作品たどりつけました..
さて、本作は普通なら全くスルーだと思うのですが、周りの映画興味ゼロ層の方々が特にオススメするので観にいってみた次第なのですが...
うーん、自分にはあんまり合わなかったかも。確かに劇場では笑い声がしていたけど、なんとなーーくバラエティ番組を観て大笑いしている感じがして映画鑑賞している気がしなかったです。（昔からバラエティー系の笑いや文化祭の出し物系のコメディはどこが面白いのかわからないタイプでして。）あと、伏線回収は鮮やかではあったものの、前半(特に第2部の前日談)のテンポがキツくて睡魔に襲われる以上の飽き方に陥り. . .
自分は趣味が｢偏食｣気味なのでブームに乗り切れなくてごめんなさい。というわけで点数は辛口です。
ですが、好き嫌いを別にしてこの映画が受けまくっている理由を独断で考えてみたところが冒頭のコメント。
この映画のパンデミック発生源は芸能人のツイートが影響しているとのウワサは耳にしましたが、おそらくは楽屋落ち的あるあるネタに共感して爆笑されたのでは？と勝手に想像していました。主演女優の態度とか、カメラマンのトラブルとか、カンペでの無茶ぶりとか。それをみた素直な感想をTwitterに載せて、その熱が一般人に感染していったのでしょう。で、ライトファンは映画を観る楽しさに初めて目覚めた、という具合なのかも。
また、予告編が事前にバンバン流れていなくて、期待値が低いところからスタートしたこともヒットの要因かなあ。大手なら下手したら｢予告が一番面白い｣状態になっていたかも。ここはインディーズ製作の良さがでたかな。
大手の作品でこういうノリの作品を待っていたのですが、なんか大味で...というところにアイデア勝ちの作品。映画会社の方、本作のヒットについては肝に命じたほうがよろしいかと...
以下コメント欄に続く
