あらゆる意味で計算された映画でありながら、ありのままを伝える中で起きたトラブルまでも一つの作品に仕上げてしまう映画で凄く面白かった。映画館で爆笑しながら見たのは久しぶりかもしれない。
同じシーンを二度別の視点から見る特殊な構成で近い映画だとお嬢さんが挙げられるけど、カメラを止めるな！の最大の違いは1度目と2度目で構成どころかジャンルまで大きく変わるカメレオンみたいな映画にあると思う。
とにかく映画の中であった謎や伏線を丁寧に回収するのだけど、その背景が面白かったり、「え！？こんな伏線まで回収すんの！？」っていうレベルで細かい謎までもキッチリ回収しちゃってそれも面白い。
その他に、この映画の良さについては既に色々な方がレビューされているので詳しくは話しませんが、かなりオススメできる作品です！
まだ見ていない人は何も知らずに予告編も見ずに見てください。個人的には、低予算映画って話の内容や構成でこんなに化けるんだ！と無限の会農政を見いだせた作品と感じました。
