公開当時、ほぼ満席でドッカンドッカン受けて実際自分も笑えたし、その上監督にもお会いできて、劇場体験として幸せすぎた。
あとつまらないものはつまらない、破綻しているものは破綻していると前半の40分で結んだ上で、それでも人が一生懸命何か作っている事実もまた否定できないんじゃないかなと、単純なことに気づかせてくれる所が何度考えてもカタルシスとして正しい。
諦観と冷笑を蹴っ飛ばす当人たちのパッションと純粋経験
出来上がったものと作っているその瞬間は接続していながら離れてもいる。虚構と現実の形に似ている。