カメラを止めるな!のネタバレレビュー・内容・結末

カメラを止めるな!2017年製作の映画)

上映日:2018年06月23日

製作国:

上映時間:96分

3.9

あらすじ

「カメラを止めるな!」に投稿されたネタバレ・内容・結末

本当に何も知らずに見られたらきっと面白かったろうにという映画。
2段の3幕構成とか映画撮影の話という情報ですら、知らなきゃよかったと思った。

山奥の廃墟となった水道局でゾンビとなった青年(長屋 和彰)に涙ながらに刃を向ける女性(秋山 ゆずき)、そしてそれを取り囲む撮影クルーたち。
彼らはこの廃墟でとあるゾンビ映画の撮影をしている。
しかし監督(濱津 隆之)のリアリティを突き詰めるこだわりのあまり、現在のシーンだけでもう42テイク目。
キャストも撮影スタッフも完全に疲れ切っていた。
一旦休憩を取ることになり談笑していたが、なんとそこに本物のゾンビが現れる!
撮影クルーたちはもう撮影どころじゃないと逃げ惑うが、監督はこの本物のリアクションが欲しかったと、カメラを回し続ける。
何を隠そう、ゾンビを招き寄せたのは監督自身、どんどんと感染者は拡大していく中、彼女たちは逃げ続ける。

前半は1カットのゾンビ映画、後半からはそれを撮るに至った理由、そして撮っている最中のごたごた、いわゆる種明かしパートの3幕構成。
まずとにかくアイデアが面白いし、伏線を張ってそれを回収しきるまでを96分でしっかりとまとめ上げるテンポの良さと分かりやすさはよく出来てると思う。
そしてこれが全くの無名のキャストたちと低予算で作られた、シンデレラみたいな道筋を辿っていることも、この映画に箔をつけている理由の1つだろう。
色々とやいのやいのと言われる邦画業界で、こういう映画が作られて、しっかりと評価されて、ちゃんと売れるというのは間違いなく喜ばしいニュース。

でもやっぱり自分が観た上での率直な感想は、確かに面白いとは言え過大評価が目立つなと思った。
別に演技力とか求めてないし、どんな話であっと言わせてくれるのかと楽しみにしていたけど、最初の1幕目で大体こんなことが起こってんのかな~とか考えながら観てたら、本当にそれだけでもう驚きとか全然無い。
自分の中で決まってるゴールに向かって特別な捻りもなく話が進んでいくだけだから、答え合わせまでは退屈で仕方ないし。
こればっかりは分かりやすくするための弊害なのかもしれないけど、もう少し色々とこんがらがったって良いんじゃないか。
ここで生放送の途中で、娘に感化された監督が耐え切れずにプロデューサーにブチ切れて撮りたいものを撮るんや!みたいな話になれば熱い展開やなとか思ったりもしたけど、そこら辺のドラマもオーソドックスで惹きつけられなかった。
もしかしたらあまりに評判になりすぎて、基本的に観てない映画の情報は本当に触り程度にしている自分ですら知りすぎてたのかも。
それか映画業界の話だし、映画業界に身を置いてたのならリアリティを感じて楽しかったのかも。
何にせよ、普段邦画を観てない自分ですら、これより面白い邦画なんてもっとたくさんあるだろうにと思ってしまったし、やっぱり口コミとか広告宣伝ってのはバカにならないなって思った。

挙句、盗作疑惑?原作者からの許可?とか色々ときな臭い話も絶えないわけで、監督もキャストも次にどんな映画を撮るか・出るかで才能や実力の有無とか評価とか諸々が決まりそう。
話題になってたので観た

冒頭のワンカットの映像は、本当にワンカットで撮ってて凄いなぁと思うけど、正直「何これ?」って感じはある。そして、この「何これ?」が最後に一気に回収されていく。

まぁ面白い
爆笑したという人がいるけど、笑うのとは違う面白さだと思う

監督役の人が、冒頭のワンカットの映像では本当に怖い感じの映画監督感が出ていて、途中からの回想シーンでは本当に腰の低い人感が出ててすごいと思った(小並感

確かにこの映画の説明は、観ればわかると言うのが一番かも
昨年話題の作品。確かにこれは人にお勧めしたくなる一本。
著名人のSNSより火がついた事もあり、若い女性の支持も高いようです。ゾンビなのに・・・

人にお勧めしたいが何が面白いの?と聞かれると、面白さを減らしてしまうのでやっぱり語れません・・・
とにかく予備知識無しでとお勧めするのも納得で、本作鑑賞予定の方は是非レビュー観覧は堪えて、鑑賞後にじっくり読んで欲しい。
鑑賞後のレビューで内容を共感できる楽しみも醍醐味だと思います。



以下内容に触れます。











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本作は『運命じゃない人』『サマータイムマシン・ブルース』のようなひとつの物語【A面】の裏でパラレルに進行するもうひとつ物語【B面】がいかに【A面】の物語に影響しているのかという見せ場が最高に面白い。
邦画ってこうゆうパラレル進行の良作が多いのが嬉しいところ。

冒頭の『ワン カット オブ ザ デッド』も、全く繋ぎ無しでその名の通りワンカットで撮り続けているので、実は凄いのですが、なんだか映像もチープで物足りない。
今思えばその物足りなさも【B面】との繋がりの面白さを演出する為、メインディッシュを取っておいていたってことなのでしょうか。

そして二つの物語の繋がりが繋がったときの破壊力はほんと半端でない。
爆笑の連続で、これってゾンビ映画じゃないじゃん。って気づくのです。

いやぁこれは本当に面白い。日が経つ程なんだかジワる感じで思い出しても笑う。
だいたい自分の世界に入り込む人たちが多すぎ。
映画の作品ページにあるフォトギャラリーで、監督が指差してるシーンがもう直視出来ないほど私はツボです。
前半に「ん?変w」と感じた部分が、後半でそういうことか!となり、とても面白かった。一見、画面上ではアクシデントもなく無事に終わったようにみえるワンカットゾンビ映画の裏側では、たくさんの関係者がバタバタしながらも非常事態に対して臨機応変に対応しており、かっこよかった。泥臭いのにかっこいい。素敵。

この作品によって父、娘の関係性が良い方向に変わりそうで感動した。やり遂げた後の皆の達成感、安堵感がとても伝わってきて、もう一度前半部分を観たい衝動にかられた。
伏線回収映画。最初の途中からの手振れで気持ち悪くならなかったらもっと楽しめたかな。伏線があるのでなんとも言えないけど。三谷幸喜監督の映画を観ているような笑いの要素が高くて面白かったです🙋
ほぼ同じような映像で、前半はホラーなのに後半はコメディーになっている。スゴいと思います。
B級映画が好きな人には良いと思いました。
ゾンビ映画なんてあまり観たことなかったけど、凄く話題になったし、Amazonプライムで配信されたしで観ることにした。

冒頭はからいきなりのゾンビ展開。ゾンビ映画を撮影していたら、本物のゾンビが現れ、パニックになる現場。恐怖に悲鳴をあげる役者たち。しかし、映画監督だけは「本物の恐怖の顔が撮れる、お前のその表情が欲しかったんだよ、グヘヘェ」とカメラを止めない。狂っていやがるぜ。

とはいえ、開始数分でゾンビが現れて、キャーキャー騒がれても全然映画に引き込まれない。登場人物たちの人柄も人間関係も全くわからない。ただゾンビがウーウー言って、それにキャーキャー逃げてるだけ。血や手足や首がブッシャブッシャ飛ぶスプラッタシーンは苦笑するしかなかった。

でも、しばらくはガマンして観ることにした。

カメラは女優の逃亡を追いかける。みんなゾンビになったり、気が狂ったりで、彼女は最後の人間になった。

血まみれの彼女は走り、叫ぶ。追い詰められてさらに叫ぶ。さらに、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。

彼女のアップの絶叫シーンが数分続いて、そろそろうんざりしてくる。こんなにたくさん悲鳴を上げさせられて、この女優さんかわいそうだな。でも、あんまり、演技は上手ではない。なんか演技が嘘っぽい。

するとそこに監督が現れて「いいよ、その表情だよ」と狂気の顔でなおも彼女にカメラを向ける。そして、彼女は手に持った斧で監督の頭をカチ割る。頭を砕く粉砕音、飛び散る血飛沫、響く断末魔。地獄の光景が繰り広げられる。

最後に生き残った女優は、血まみれの顔でカメラを見つめる。その表情を映したまま、クレーンアップして、エンドロール…

エンドロール!?!?

この映画、150分あるはずなのに、40分でみんな死んでエンドロール!?!?

もう、本当、クソみたいな40分間だった。これがB級映画か?C級いやD級映画だな。

話題になったから期待して観たけど、全然面白くない。

そう思って、動画の再生を止めようとした。動画を止めるな? うっさいわ。止めてやる。むしろ、この40分を返せ。俺の時間を止めるな。

しかし、まだこの映画には続きがあった。

「1ヶ月前」

何故か1ヶ月前の話が始まる。

「1ヶ月前? ゾンビに襲われる1ヶ月前の話をこれから始めるの? いいよ、もう。彼女らがゾンビに襲われて死ぬとこ見せられて、一体、どういう気持ちでこの後の映像を見たらいいんだい。バカにするんじゃないよ!」

しかし、だ。この映画を観ていたのは電車の中で、まだ目的地に着くまで若干の時間がある。それまではガマンして観ることにした。

そして、この1ヶ月前の話こそ、この映画の本質だったということに気づく。

この40分間観ていたゾンビは、ワンカット生放送のゾンビ映画だった。女優の嘘っぽい演技も演技だったし、途中のグダグダなシーンもトラブルが起きて時間稼ぎの為にとった苦肉のアドリブだったし…っていう。前半40分のC級映画のネタばらしを後半に行う…っていう。

まとめると、この映画は

ゾンビに襲われる話

…を撮影していたら本物のゾンビに襲われる話

…を撮影する話。

そしてゾンビ展開で観たチープなクレーンアップのエンドロール。ここで全てがスッキリする。震える。泣ける。笑顔になれる。

最初の40分は凄く退屈に見えたけど、映画を全部観てから、もう一度、このチープな40分を観てみたいと思った。
伏線回収というか作中劇のドキュメンタリーでほお〜となったけど面白くはなかった エンドロールにグッときた
バリバリに面白かった。
表立って輝いている人の下にはその人よりも苦労している人:裏方がいて、それを一言で言おうとすると難しい様々なエピソードがある。みたいなメッセージ性を感じた。
期待し過ぎたかも。無理して映画館に駆け込むほどではなかった。
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