カメラを止めるな!の作品情報・感想・評価

上映館(1館)

カメラを止めるな!2017年製作の映画)

上映日:2018年06月23日

製作国:

上映時間:96分

あらすじ

「カメラを止めるな!」に投稿された感想・評価

stne

stneの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

金曜日の日本橋TOHOシネマズ、客層は主にサラリーマンのおじさんたち。少し疲れた様子の彼ら(というか僕たち)の、何がこれから起こるのだろうという微かな期待感が漂う。37分のワンカット、ノンストップムービーから後半、話はがらりと様相を変えていく。数々の伏線が回収されていく中、納得と笑い、そして感動がそこにはあった。

オープニングを経て映し出されるのはやや画質の荒い、一人称視点とも言えるようなB級パニックムービー。まるで意図的とも言えるような違和感のある表現と演技が続いてく。
そんなワンカットのゾンビ映画から一転、撮影に至るまでの過程、そしてその裏で起こっていた数々の出来事が快活に解き明かされていく。僕らは何にでも説明を求めてしまう生き物だから、前半の映像に抱くのは、何を見せられているのかという思いだが、その思いが色濃ければ濃いほど、そして物語に注視するほど、後半に入ればその霧が明瞭に晴れていくのが心地よい作品だった。

後半ではしっかり映画(明確な線を持った物語)になる。そして、作中の映画の監督、演者及びその周辺の人たちのどこかうまくいっていない日常が浮かび上がっていく。家族として完璧にはまとまっていない、仕事もいまいちな監督。なってない若者たち。アル中のおっさん、言いたいことを言えないメガネの青年、昔を夢見る主婦。時間にして数十分の描写のなかに、どこかしら共感できるポイントがある。さながら僕たちを見ているようなそんな気持ちを抱きながら、物語は″問題″の映画撮影に向かってく。そして予期せぬハプニングとサプライズが重なっていって、、、、。

″ゾンビ映画を撮ったやつらの話″という物語の下地を支える、登場人物の成長譚という大きな物語が浮き上がることによって、作品が単なるイロモノ映画にとどまらず、観客にカタルシスと納得を与えるものになっているのが素晴らしい。

最後のピラミッドの表現も秀逸だ。映画は多くの人の関わりによってできていて、たった数秒の映像に何十、何百の人が絡むことがある。そして、誰が地に足をつけ、その誰かがまた誰かを支えてくれるその先で、演者を撮るということができるのだし、作中で観れる笑ってしまうほどの彼らの必至の踏ん張りによって、こんな素晴らしい作品ができてくるのだ。エンドロールも含めて監督の映画愛が垣間見えて、笑いと少しの感動が劇場を包んでいた。
無理難題を押し付けてくる上で、現場のことを知らない上の人たちがさっさとお酒を飲みにいってしまうところなんかは、サラリーマンにとっては最高の描写で、日本橋においては一番に笑いが起きた場面だったのだが笑

資本主義が極度に発展した現代社会では、作品が大きくなればなるほど、様々な利権利害が絡んで面白味が薄れていく。そんな薄汚れた様にシケた感情を抱いてしまうことがあるのが昨今の映画界だけど、今作のような、ただ面白い作品を作ろうという監督の意気込みと、演者の熱が純度100%で混じりあった映画がこうした広がりを見せたことは、映画好きひいては日本社会にとってもいいニュースだ。

こんな作品を作ってしまっては、次回作は注目され、それを越えるのは容易ではないだろうが、上田監督、カメラを止めるな。応援してます。
今更のレビュー笑
1回目はロードショーで
2回目は未鑑賞の方に誘われて…



まず、大切なのは冒頭でどんだけ
心キャッチしてくれるか。
そう考えると、開始早々退屈で
その退屈さが30分も続く。
映画館なら確実に出て行ってた(´-`)←

最初さえ耐えれば
むっちゃ!面白いから!!!!

って口コミを知ってたから
1回目の鑑賞も最後までとりあえず
観れたけれど…

まず、その点が残念部分。


次に、低予算やけど!にしても!
俳優の大根具合と血糊の質の悪さが
見てて苦しいというか…
そんな感情にさせるとかあかんくない?!
って個人的に思ってしまってw
(学祭とか無料上映とかならいいけど)

同じ低予算の作品と比べると
かなり質の悪い印象で残念。



トータル、
そんな絶賛されるほど?ってのが
正直な感想でした(-_-)




ただ、耐えたら笑える!って口コミは
確かにその通りで、
後半でクスクス笑いが起きた!
伏線の回収ってそーゆーことか!って
構成は割と好きやったけど…
ハッとさせられる回収でもないし、
なんなら同じパターンやから
どんどん飽きてしまって…


好みなんやろーけど、
わたしには合わなかったかな◎
毒吐きすぎたレビューで
すみません (*_*)
低予算ながらこの面白さ、という話題性はとても理解出来ます。B級映画だということを念頭に置いての視聴。
前半丸々フラグを立て、後半同じものを逆側の視点から映し全て回収するといった作りで今までに無い見せ方がすごくいい構成だと思います。

ただ、やはりお金がしっかりとかかった全国ロードショーの映画と比べるとなると話は変わってきます。
同じような話題性でパラノーマル・アクティビティというホラー映画が数年前に流行しました。あの映画は「低予算にも関わらず他の映画に負けず劣らずのクオリティで面白い」と思ったのですが、こちらは「少ない製作費で作ったにしては面白い」と感じるに留まりました。この違いがとても大きいです。自分は前者を期待してしまっていたので残念に思いました。
まつこ

まつこの感想・評価

2.5
最初の30分我慢すれば伏線回収のオンパレード!最高の映画!みたいなレビュー沢山ありましたが、観てる最中になんとなく終わり方とか想像ついてしまって楽しめなかった、美大の卒制レベルでは…
映画館で観なくて本当によかった
kkgoing

kkgoingの感想・評価

4.5
どんぐりさん
Shintaro

Shintaroの感想・評価

4.0
前半面白くないというのはわからなくもないだけど後半いろいろ持っていかれる
よく出来たなかなかな作品
自主映画の勢い熱い。ただのゾンビ映画ではなかった。予想できない展開だったので意表をつかれたが、爽快感がのこる映画でした。ゾンビとほっこりってなかなかない体験だから、すごい。でも、二回目は観たくないけど
4943

4943の感想・評価

5.0
言うことがないくらい良くできた作品。
序盤のB級ホラー映画、後半のストーリー映画、その2つをコメディで繋いだ感じ、全て綻びなく成り立っている。
みんなで楽しく頑張って作った映画って感じで…とても好き。
M

Mの感想・評価

4.3
テレビで見ましたが
最初はよくわからず面白いのかわからなかったが後半の種明かしに入ったところからこういうことだったのかと面白くなりました。
yu

yuの感想・評価

3.9
記録☺︎
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