このレビューはネタバレを含みます
完璧に美しい映像と完璧に歪んだ愛が充満した映画だった…！
お気に入りのシーン1つ目は2人の喧嘩シーン。完璧主義の天才でも、男と女の問題になると一気にリアルな庶民的な会話になるな〜と。
かと思えばどんどん歪みまくっていって…笑
2つ目は、ラストの毒盛りクッキングシーン。
あれは最高でした。会話無し、目と目の会話＆アルマの料理の仕方。笑
出来上がって皿をテーブルに置いたらすぐに食べにくるレイノルズ笑
そんなに食べたかったの？！っていう笑
そして見つめるアルマとこれでもかとゆっくり噛んで飲み込むレイノルズ…笑
毒きのこって知ってるよね？笑
冷たくされると「よし…」とキノコ探しに出掛けるシーンとか面白すぎる。
レイノルズの精神の強弱の差がありすぎて笑えたし、ラストの方の毒が回った状態で「もしもの時のために医者呼んでいおいたほうが…」っていう弱腰も笑えたし、「そんなことより今は1人にしてくれウップ…」も笑えた。
ラストにコメディ満載にしてくるところあたりと、2人だけの世界、どうぞご自由に感がすごかった。
加賀まりこそっくりのお姉さんも最後の方はちょいキレてるし笑
とにかく歪みまくってたし笑えました。笑
初めてのデートで「きみのお母さんの写真見せて？」って言う奴はやばいよ！笑
とはいえフィルムで撮られた美しい映像とドレスの数々や音楽は素晴らしかったです。朝食の南部鉄器の急須と茶碗もこだわってるなぁ（芸術家ぽいなぁ）と。
