一足先に飛行機にて。
1950年代、英国。
ドレスの仕立て屋のレイノルズはある日ウェイトレスのアルマを見初めて、自分のドレスのモデルにし、愛を育んで行く。
とても優美で、美しい世界。
そこにはらむ、穏やかでいて、緩やかな狂気。
でもそれはレイノルズは仕事人間であり、追求型の人なのだからだと思う。
厳しいルールや考え方は、理解できる。
逆にアルマがそんな彼に虜になっていき、だんだん考え方も狂気を帯びてくるのが怖い。女のエゴって怖いわぁ〜〜と思いながら見ていた。
2人の愛の物語は…当人たちにしかわからないが、幸せならそれで良いのでしょう。
アカデミー賞衣装デザイン賞に輝いた美しいオートクチュールのドレス数々は、とても優雅で、上品な綺麗さでした。