アルマは自分を変えようとしない。田舎者で無骨でしたたかで。
対するレイノルズは今までまかり通っていた流儀がアルマには通用せず苛立ちを募らせる。
1950年代のイギリスは今以上の階級社会であったろう。
レイノルズはイギリスオートクチュール界のトップに君臨していたとはいえ所詮は仕立て屋、云わば″労働者″である。薹のたった貴族の夫人のために贅を尽くしたドレスを作る。美しいドレスは美しい女のためにある。だからレイノルズはミューズを求めたのでしょう。
映画に登場する真珠やレースをふんだんに使ったドレスが素晴らしい。
二人の出会いはカントリーサイドのレストラン
恋愛の常として男は女に最初は限りなく優しい。最高のディナーに美しいドレス
でも男の無償の愛は永遠には続かない…
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だってレイノルズはナルシストで超マザコンな神経症、自分がみっともなかったり弱かったり才能が枯渇したりすることが許せなかったし何よりママが欲しかった。ママに抱っこされておっぱいを吸いたかった。
そしてレイノルズを知り尽くしたアルマが″永遠″を手に入れるためにしたこととは・・
命を懸けたSMプレイを見たい方は是非映画館へ！
ダニエル・デイ=ルイス氏 とても残念です。
