事前情報なしで鑑賞。てゆーか、すっかり忘れてた。優雅で上品な実録歴史モノかと思って、あまり気が進まなかったけど全然違ったー！おもしろーい！おっかねー！
途中「あーっ！それ🍄ダメなやつ！」心の中で叫んだ時にこの作品の本質が見えてきました。
これは男女のマウントの取り合いの話だったんですねー。
非常に良かったです。ポール・トーマス・アンダーソン（以下PTA）監督作品は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以来約10年ぶりの鑑賞。この監督の作品の中ではとてもわかりやすい方だと思う。完璧主義で映像や美術、衣装の美しさは言わずもがなですな。音楽も良かった！レディオヘッドの人だったんだねー。調べたらPTAとは前からよく組んでたんだね。
今作で引退を発表したダニエル・デイ・ルイスも良かったね〜。役作りでドレス職人に弟子入りしてホントに作れるようになったってどんだけだよ。
あと食事シーンでの振る舞いから徐々に2人の関係性が変化してることに気づかされる。憎い演出ですねー
最後の「倒れる前にキスしてくれ」は名ゼリフでしたね。やられました。
他にもたくさん語りたい部分は多いけど長くなりすぎたのでやめます。
詳しくは町山智浩さんの紹介や解説の動画がアップされてるので参考にどうぞ。PTAへのインタビューもあるよ。
