気になる彼の落とし方。
売れっ子仕立て屋レイノルズに見出されたアルマは、自分に自信を与えてくれた彼にメロメロ。さっそく猛アタックを仕掛けるものの、偏屈で面倒くさい彼は、まったくアルマになびかない。ところが彼女のある行動でレイノルズはついに陥落。その行動とは？
あれ？コメディ？
アルマの愛もすごいんですけど、レイノルズのマザコン度が振り切り過ぎててやばい。思ってたのと違いましたが、おもしろかったです。というかこの監督に苦手意識がありましたが、本作は他の作品と比べてかなりわかりやすいので、初心者もイケる気が。
完璧主義のレイノルズは、必殺仕事人としては素晴らしいのですが、プライベートがとんでもなくめんどくさい。「食事中に音を立てるな」「今お茶いらないしぃ」「サプライズするやつ死ね」「キミおっぱい小さいね！」など、いちいちうるさいのです！彼が結婚できない理由はまさにコレなんですが、本人はウエディングドレスを作る人間は結婚できないという迷信のせいにしてました。
一方アルマは大変失礼ながら美人でもなく、一般的にスタイルが良いわけでもなく、わりと地味めでセンスもあまりよろしくない。レイノルズは彼女に最愛の母の面影を見て、即ディナーにご招待するのですが、これにアルマが完全に浮き足立ってしまい、その後に大きく落胆するという流れ。しかしアルマは負けない。彼女のハートは強すぎた。
愛の形はそれぞれ。でもコレには全く憧れない。
