処方された鎮痛剤の過剰摂取で薬物中毒になる人が急増して、アメリカで非常事態宣言(オピオイド危機)が出されるまでになったっていうの、最近の事なのに全然知らなかった。
体調悪いの治したくて処方してもらった薬で今度は薬物中毒になるって元も子もないと思うけど。
劇中では学校の先生が教え子に薬売ってたりっていう描写もあって、それがすごくリアルで怖くなった。なんなんだその状況。
現実突き付けられてじんどくはあるけど、ベンのお母さん役のジュリア・ロバーツの力強さに重くなっていた気持ちを引っ張り上げられる感じがしました。
映画が終わったところからまた彼らの戦いが始まるんだろうな。
あと、監督とベンを演じてたスーカス・ヘッジズ君は親子なんですね。
親子で一緒に映画撮るって素敵だな。