まとぅん

ドント・ウォーリーのまとぅんのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
3.8
【ルーニー・マーラ祭り8】
これにて一旦終了。またいつか開催します〜

そしてこれまたホアキン・フェニックス×ルーニー・マーラの共演作🙂
最近はホアキンはんの作品に出会うことが多い。映画を全く観てこなかった自分が初めて彼に出会ったのが『ジョーカー』で、怪演にとてつもない衝撃を受けたあの頃が懐かしい。『her』や『サイン』、今作などを鑑賞した今では役の幅広さ含め、印象も随分と変わった❗️
お二人共魅力たっぷりの俳優さんで、だからこそ惹かれ合ったのかな〜とも思ったり🤭



○2014年に死去したロビン・ウィリアムズが映画化の構想を立てていた風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を、ガス・バン・サントがその遺志を継いで脚本。企画から約20年後に完成させた。
ジョナ・ヒル、ジャック・ブラックらも共演。


ーオレゴン州ポートランドで酒浸りの毎日を送るキャラハンは事故により胸から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされる。これまで以上に酒に溺れるキャラハンは周囲の人々とも衝突し、自暴自棄な日々を送っていた。
しかし、あるきっかけにより自分を憐れむことをやめ、キャラハンは第2の人生をスタートさせていく...



○キャラハンという人。
ビールのウイスキー割り?割れてない。やばすぎ。
性格に難がありながらも、アートの才能を持ち合わせる。彼の作品は初めて見たが、インパクトのある皮肉的な言葉はそりゃ賛否分かれる笑
イラストの可愛いらしいタッチは好みだったのでグッズがあったら買いたいし、壁にでも貼りたい🤭


○「弱い人間ほど強い人間になれるんだ」
支え続けたドニーの言葉。
いつまで経っても他人を責めてばかり。だが、落ち着いて考え直すと自分にも罪はある。これを認め、許さない限り成長は無い。
本当に弱かったのはジョン・キャラハン自身であった。
私自身も責任を他人に押し付けてしまうことがある。自分を救うのは、一番身近な自分自身。

人の温かさにも触れる機会が多く、特にルーニー・マーラ演じたアヌーは、キャラハンの精神的支柱。まさに聖母でした🗽


最後に実話だと知ってビックリ!笑
...映画のタイトル『Don't 〜〜』使われがち。
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