このレビューはネタバレを含みます
主人公ジョンキャラハン役の役者さんの演技が見事。恋人?役の役者さんも魅力的。
予告から星野富弘さんのような下半身麻痺のアーティストを表した映画と勝手に想像していたが全然違った。
どちらかというと、アルコール依存またはその根本原因である心の束縛からいかに解放されたかがメインのストーリーだった。
アメリカの映画にはしょっちゅう登場するグループセラピー。邦画でも鈴木家の嘘で出ていたから日本でも増えているのかな。
ただ、本作で出てきたグループは主催者の意図がかなり強く出されていて、グループセラピーというよりも自己啓発セミナーのような感じではなかったかな。
いずれにしても、主人公が素敵な恋人?やグループのリーダーからの影響もあり、過去からのしがらみから解放されて、自身の麻痺を招いた事故の当事者や自分を捨てた母親までも許すことが出来て良かったね。
ときに、かみさんは、最後の部分寝てしまってみんなを訪ねて廻り許し、許されるシーン観て無いだって!そこが肝心でしょ!
調べたら、主人公の役者さんと恋人?役の役者さんが共演している作品マグダラのマリアがあることが分かったので是非観てみたい。
ところで本作は元々ロビンウィリアムズが演じたくて監督に脚本を依頼したものだったとのこと。ロビンウィリアムズ版も観たかったな。。。