アルコール依存での事故が原因で車椅子生活になった漫画家の再生の物語。
ストーリーは時間軸を行ったり来たりもするし、かなり概念的というか思想的なやり取りも多いんだけど、わかりやくす言うと「人が前向きに生きていけるのは、周りの人のおかげ」というお話。
それにしてもホアキン・フェニックスは難しい役ばかり演じる。
この映画でも実在の四肢麻痺の人物を演じているが、体の動きはもちろん、表情の変化も緻密に変えているのがわかる。
そして、依存症グループのリーダーを演じるジョナ・ヒルがいかにもインチキ臭くて面白い。実はすごい悲しみを抱えていて、重要な役なんだけど。
こんなふうに人を許すことができたら、もっと前向きに、世界が広がったりするんだろうか。
現実に生きる自分にはなかなかムズカシイ!!