ドント・ウォーリーの作品情報・感想・評価

上映館(16館)

「ドント・ウォーリー」に投稿された感想・評価

今年ベスト!とか、気合いを入れて推すのはなんか違う気がするのだけれど、多分これからも何度も観たくなるだろう佳作。

監督ガスヴァンサントで主演ホアキン・フェニックス(誘う女以来なのか!意外だ)だし、 「グッドウィル〜」のロビン・ウィリアムズの念願の企画であったり、リヴァー・フェニックスの面影がどうしたってチラついたり、ポートランドの情景がそうさせるんだろうし…ガスヴァンサント作品に通底する仄かな死の匂いと、時間をジグザグに進む「そっち側のガスヴァンサント作品」にもなっていたり……

観る側も、散らかった物語に振り回される様に、あちらこちらに思考や感情を引っ張られながら観てしまいます。
思えば、もう今生では会うことが出来なくなってしまった近しい人を偲ぶ時って、こんな心の動き方をする様な気がします。

ガスヴァンサントのパーソナルな側面が強烈に作品に刻みつけられ、それが結果、観る人全員にも、大切な誰かへの想いを起こさせる普遍的なテーマにも繋がっていて…素敵ですわ。
原題が、劇中でも登場するジョンのブラックジョークなんだけれど、「心配するな。そんなに遠くには行けないよ」って、なんだか、優しい言葉の様にも思えてきます。

キャスト陣が総じて良いので褒め始めたらキリがないけれど。
ちょっと成金カルト的な危うさと繊細さを体現するジョナ・ヒルが抜けているかな。

しっかし、ウド・キアー、キム・ゴードンにゴシップのベス・ディットーがいる断酒会って、圧がすごいw自分だったら、正直に心情を吐露する自信がないw
JT

JTの感想・評価

3.7
ドントウォーリー、大丈夫、心配しないで、この言葉をかけ合えたらどれだけ素敵な世界になるだろう

2019 . 66
『Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot』

酒に酔って起こした交通事故により胸から下が麻痺して車椅子生活を余儀なくされた世界一皮肉な風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を描いた作品

とてもガス・ヴァン・サントらしい映画だった
ホアキンの演技に"痛み"を味わい人の弱さをみた
ジョナヒルの演技に"苦悩"を知り人の強さをみた
ルーニーマーラの演技に"喜び"を感じ希望をみた
人は弱く脆い、だからこそ強くなれる
思い出したくない過去も忘れられない悲劇も乗り越えて皮肉と共に笑いに変えたジョン・キャラハン
どんなに大きな失敗をしても人生は終わらない
この世界に生きる理由ならいくらでもあるのだから
再生を描いた素敵な映画でした

ホアキン演じるキャラハンも凄く良かったですがロビン・ウィリアムズのがみれなくて残念です
川しま

川しまの感想・評価

3.6
ガスの映画っていつも心地よくて寝ちゃうし、寝ちゃってもあまり罪悪感(?)を感じない。
見終わったあとがいつもスッキリして好きだな。
bugco

bugcoの感想・評価

3.9
事故や依存症や障害のお話しで、もっと刺激的になりそうなものなのに、すごく現実的に身近に感じられました。別世界の関係ない話ではなかった。ホアキン様はどんどん素晴らしさが深まっているように感じました。ジョーカーを楽しみにしていたので、期待してなかったこの映画を観られてとても良かった。長生きしてほしい。
NOTYETI

NOTYETIの感想・評価

3.0
2019年6月18日(火)

佐久アムシネマ 字幕版

2019年劇場鑑賞45作目
ミーー

ミーーの感想・評価

4.0
半身不随の障壁を乗り越えていく話だと鑑賞前には思っていたが、さらにアルコール依存の苦難が重く扱われ、ガスヴァンサント監督らしい、人間の本質を見つめ直すようなドラマにしあがっていた。回想と現在を自由にゆきかう構成も効いている。
どん底の絶望からじわじわと復活していく主人公の姿がたくましい。一方、彼の弱さや情けなさも、克明かつ容赦なく描かれている。決してとびぬけた人格者でも英雄でもない主人公がもがきながらも再生していく姿と、ユーモアをまじえた演出のおかげで、不幸を言い訳にして現状に甘んじるべきではないという(ともすれば立派すぎるのではないかと思われてしまいそうな)正論も、自然に腑に落ちた。
ルーニーマーラーのシーンの気合
見所はそこだ。
“Don't worry. One day,we will find out the meaning of forgiveness.”

実在した車椅子の風刺漫画家ジョンキャラハンの自伝的ドラマ映画。

泥酔状態による自動車事故により、下半身付随、重度の障害者となった彼の魂の再生の物語が回顧録形式で紡がれていく。

酒やドラッグに溺れた人々がセラピーやセミナーに通って更生していくドラマはそこまで珍しくはないのだけれど、
本作はこのジョンキャラハンの生き様の濃さ、さらにはまるでロビンウィリアムズが乗り移ったかのようなホアキンフェニックスの演技が素晴らしい。

本作がガスヴァンサント監督と故人ロビンウィリアムズがずっと温めてきた企画というのが宣伝句になっているが、本当にそのエッセンスの色濃さを感じる。

ジョンキャラバンの瞳にホアキンフェニックスの力強さとロビンウィリアムズの優しさが同居していた。
ルーニーマーラも程よく女神してくれてた笑

forgiveはforとgiveの結合形。許すことは即ち他人に何かを与えることでもある。

そんな構図を体現したようなクライマックスに涙が止まらなかった。

昨日今日が冴えなくても、明日も新しく生きていこうと思えるステキな映画でした。
もざん

もざんの感想・評価

3.5
"弱い人間ほど強い人間になれるんだ"

凄く自分の中に刺さるものがあった。
自分の弱さを認めて初めて、他人に優しく出来るんじゃないかなって!

父の日だったので、父を誘って2人でキネカ大森に行き


帰り道に片桐はいりさんに出会い「桐谷さんですよね!桐谷さんずっと好きで映画のカードも買いましたっ!」

自信満々で他人の名前を連呼してましたが、優しく写真まで一緒に撮ってくださいました。
Roma

Romaの感想・評価

3.9
ロビンウィリアムスが重なるような演技でした◎
内容は、アメリカ的なトラウマを乗り越える物語であるが、不自由になってより創造的になる姿が良かった。
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