このレビューはネタバレを含みます
過去作にモチーフがありそうなシナリオ。
中国マフィアの抗争。そのキーマンの暗殺舞台が小学校。用務員と先生として敵同士のヒットマンがそれぞれ潜入しキーマンの子供を片や誘拐しようとし片や守ろうとする。
しかし、用務員が誘拐するはずの子供に懐かれ情が生じてしまい職務遂行できなくなるばかりか、その子供の親でもある暗殺しなければならないターゲットさえ子供ために守ろうとしてしまう。
ところが、ターゲットもまた護身用に潜入させていたのが子供の担任でもあった女先生。
その女先生が味方の暗殺者を射殺した用務員に銃を向ける・・・
何というか紙芝居的演出。かなりチープな雰囲気。
こちらの感情を揺り動かすほどのダイナミックさはなく、ちんまりまとめたという感じ。
とてもよくできた映研作品という印象。
1.3倍速視聴でテンポよく見終えられたことが救い。