風の旅人

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~の風の旅人のレビュー・感想・評価

3.5
『ブルーバレンタイン』を彷彿とさせる終わりかけの恋愛を描いた作品。
リアム(ジョシュ・ホワイトハウス)のクズっぷりは『ブルーバレンタイン』のディーンに匹敵する。
自己中で一言多く、仕事が続かない。
ナタリー(フレイア・メーバー)が関わるギャラリーにやってきた際の醜態は目に余った。
90年代のUKロックが効果的に使われており、あの頃の音楽が好きな者なら楽しめるのではないだろうか。
リアムのバンド「ヘッドクリーナー」の「Liquorice Allsort Girl」もよかった。
個人的には途中で泣き出さず、最後まで唄ってほしかった。
ラストの展開は都合がよすぎるので、リアムが見た夢と思いたい。
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