日日是好日の作品情報・感想・評価

上映館(5館)

日日是好日2018年製作の映画)

上映日:2018年10月13日

製作国:

上映時間:100分

あらすじ

「日日是好日」に投稿された感想・評価

生きていて「日本人に生まれて良かった」と思う瞬間が多くあります。
多くは美味しいものを食べるとき。

春は筍。
生で刺身にしても、煮付けても、松茸ごはんにしても

日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。

夏はどぜうにうなぎ。
どぜうは鍋、うなぎはもちろん蒲焼き。

そして、もうそろそろ松茸が出回ります。
お吸い物、松茸ごはん。

春夏秋冬、
いつの季節も味覚で日本の良さを再確認させてくれます。

映画「日日是好日」はそういう映画です。
静かな映画です。

ハリウッドの爆音ムービーも嫌いじゃない。
でも、キネカ大森で日本映画を2本見ていると

音がまったくないシーンがいくつもあるのです。
これがいい。

再発見しました。
日本ってやっぱりいいな。

黒木華がお湯の音と、水の音を聴き分けるシーンがあります。
これは樹木希林のおっしょさんの導きです。

茶道を習ってる家人に聞きましたが
そんな事は習わなかったと言ってました。

師匠によって習うことが違うのですね。
黒木華は師匠に恵まれたなと映画を観ながら思いました。

そうそ、樹木希林の師匠で思い出した。
典子(黒木華)が初めてお茶を習いに樹木希林の家を訪ねたとき

樹木希林が飛び跳ねるように、黒木たち二人を迎えるのです。
茶道の先生はそんな喜びを表に出して良いのかと思ったのですが

お点前の時はもちろん、静寂そのものです。
静かな所作とあの二人を出迎えた時の違いはなんだろう。

それが樹木希林の演技、監督の意図であったと後で分かります。
同じようなことが玄関に靴や草履を脱ぐシーンにも感じます。

動と静なのかな。

そして庭の風景です。
つくばいの音、庭の葉っぱの音。

または二十四節気の言葉。
少なくともこの24語だけでも、月日を明確に覚えなくては。

良い映画でした。
ただ評価は3.8です。

4.0にならないのは冒頭のシーンが残念だからです。
日本の一般的な住宅を普通に写したシーンから始まります。

映画は初めと終わりのシーンが肝心だと思うのです。

典子の子供のころの思い出として
フェデリコ・フェリーニの「道」を見てきて家に帰ってきたところ。

僕は映画は非日常を見に行くものだと思うのですが
ハリウッドの爆音ムービーがその例です。

日本映画のような静かな映画でも日常を描いているようで
観る者とは違う世界に一瞬でも連れ去ってくれるものだと思うのです。

それが自分と同じような住宅から始まっては興ざめです。

僕ならそうだな、「道」を観たというなら映画館のシーンか
日日是好日のお軸のシーンから始めます。

いや、不遜でした。すいません。

日日是好日はまだどこかで観る機会があると思います。
ぜひ観て欲しい1本です。
MN88

MN88の感想・評価

-
記録用。
よかった。
Sayuri

Sayuriの感想・評価

-
とにかく樹木希林さん。
1つ1つの間や行動のきめ細かさが素人の私でもわかった

所作がかっこいい。
樹木希林さんの最期の映画だとわかってるから見た後にホロリと泣いた
akiko

akikoの感想・評価

3.8
四季の移ろい、茶道の奥深さ、そして何よりも樹木希林さんに人生を教わった。
Tomato

Tomatoの感想・評価

3.5
樹木希林の凄さ。圧倒。
静かな小説を読んだ感じ。
悪くないけど、ちょっと物足りなかったなあ。
黒木華、頑張ってたけど、ちょっと違ったかも。
Yuya

Yuyaの感想・評価

3.9
手前も まだまだ中途な未熟者と お叱りを受けてしまう
そんな 長く厳しい人生の美学がこもった作品

季節は自然に その移ろいを繰り返し
生き物や植物 太陽も星も 風や雨さえ
理念や理論を超え ただその役目を果たしている
身体の機能的な意味合いにおける
木洩れ日を眺める眼や 趣きを薫る鼻 味を愉しむ舌や
風流に澄ませる耳 季節を知る肌 形を確かめる掌
そういったもの全てを凌駕し 必要不必要に囚われず
喜びも悲しみも摂理の一部として あるがままに受け入れる
時の過ぎゆくまま 静かで無垢な日日に生まれる
淀みない水面のような穏やかな心持ち
それはきっと何よりも 優雅な生き方なんだろうな

茶の味を学べるほど 落ち着きあるタチじゃないけど
せめて 正座に耐えられるくらいにはなりたいもんだね
Mmmmmmmm

Mmmmmmmmの感想・評価

3.5
お茶のシーンが多いけどほのぼのとして面白い
ジーナ

ジーナの感想・評価

4.5
お茶のお師匠さんに扮した樹木希林さんに、人生を教わる映画。手さばきや雰囲気が素晴らしく、女優魂を見ました。魂を捧げられることに自分を費やしたい、と改めて思った。
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