ともぞう

ジム&アンディのともぞうのレビュー・感想・評価

ジム&アンディ(2017年製作の映画)
3.5
実在の人物を演じる時、その人の言動を調べて真似る俳優はたくさんいると思うが、カメラの回ってない間も四六時中、その人になり切るアプローチをする俳優はそういないだろう。そう考えるとジムキャリーは唯一無二の凄い俳優だと思う。
でも、周囲の人やスタッフは本当に大変。日本だったら、干されるだろうな。
それにしても、20年前の映画の舞台裏の映像と本人のインタビューをして、世に問うNetflixも凄い。内容もアナーキーで差別発言も多々あるコメディアンのドキュメンタリー。日本の地上波では決して観られない作品だと思う。

〈あらすじ〉
演技と現実の区別がつかなくなるほど役にのめり込んだ経験が、人生を変えた。喜劇役者ジム・キャリーが今語る、衝撃的な体験とは。『マン・オン・ザ・ムーン』は若くして亡くなったアンディ・カウフマンというコメディアン(パフォーマンスアーティスト)の伝記映画だ。ジムはもちろん主役のアンディ役を演じたのだが、彼は映画の撮影期間中ずっと、カメラが回っていないところでもアンディ(そしてアンディの作ったキャラクターであるトニー・クリフトン)を演じ続けた。
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