ビッチが好きなんじゃない、好きになった人がビッチだっただけ
ヴァイオレットが「普通に」メチャクチャ可愛くて魅力的だった
だから…
ブッ飛んだキャラクターの魅力でグイグイ魅せるが、展開や着地点は案外オーソドックス
これは「女性が強くなった時代」という意外にしっかりした「テーマ」が中核で楔になっているが故の不自由さか
思わぬ方向に話が転がっていく快感はもっと欲しかったが、きちんとした主人公の「成長」のお話になっていてこれはこれで良し(「物足りない」というニュアンスも込みで)
映画製作者からしたら、「タランティーノを思わせる(しかも初期)」って言われるのはどういう気持ちなのかな?(意識してない事は絶対に無いだろうが)