インドの小さな都市に住む、音楽性抜群の天才少女インシアのシンデレラストーリー。
決してアーミル・カーンのムチムチマッチョでピチピチ感、そして下品な言葉や顔つきや腰つき…を鑑賞する映画ではない！けど、観終わった後、彼ばかり思い出してしまう。すごい俳優さんである。
インシアは、歌のコンクールに出たかったが、厳しい父親に許してもらえず落ち込んでいた。そんなとき、大好きな母親から、こっそりプレゼントしてもらったパソコンを使ってYouTubeで自分のパフォーマンスを配信することにする。母親のナイスアドバイスで、ブルカで顔を隠して…
「行き先は一緒よ。たどり着く方法を変えるだけ。」これまた母の言葉が素敵すぎる。
途中、インシアが生まれてきたときのエピソードが語られるが、とてもショッキングである。母がどんな思いでインシアを育ててきたのか。なぜインシアという名前をつけたのか…涙が出る。本当に、お母さんありがとう。
インシアが、キラキラな舞台で、素敵な歌声を響かせる未来を想像して幸せな気持ちになった。
それにしてもインシアの父親…本当に最低な男でイライラ！！1人でどこかに行ってしまえー！！2度と戻ってくるなー！！
エンドロールで、うわ！これやるんか！となったが、こういうところもインド映画ならではで、楽しめた。アーミル・カーン大好きだー！！
