歌上手ーい!
本当にあの娘が歌ってるのかな?(多分吹き替え?)
そんな感想から始まった本作、普通の女の子がYoutubeに自作の曲をUpして大成功するハッピーな物語かと思ったら、実はインドの社会問題・男尊女卑を描いているシリアスな部分もありまして・・。
あーだから父親は弟ばかり可愛がって家族で結婚式に招待された時もインシアだけ連れて行って貰えなかったんだ。
後半大叔母さんの口から語られるインシアの誕生秘話、母は強し!偉いお母さん。(涙)
でも今でこそ日本も女の子が生まれるとお父さんも可愛くて大喜びしちゃう時代になったけど、戦時中くらいまでは男子出生が望まれてたのよねェ。
ふー危ない危ない。私なんか下手すると間引きされちゃうところだったぜい。
(だって従女もみんな女で、お姉ちゃんに続いて私が生まれた時はおじいちゃんショックで二階に上がる階段を登れなくなっちゃったって聞いたもん)
けど、女に暴力振るう男なんて最悪!しかも子供の前では絶対に許せない。
私、大喧嘩した時元彼の顔をグーでパンチしちゃったけどやりかえさなかったもんね。(あ、フォロワーさんドン引き。リムーブされそう。(笑)
惜しい人を無くしました・・(涙)
インシアのお母さんが夫や社会のしきたりに逆らえない弱い、けれども愛情深くて最高に優しいお母さんで。私は母親になった時こんな素晴らしい親になる自信が無ーい!!うおおおお。
あとね、インシアに片思いしてる学校の同級生チンタンが最高にいい子なの!インシアにどんなに塩対応されても不快に思う事も無く、ひたすら尽くすんだよ~。インシアが歌手でプロデューサーのシャクティ―・クマールに会いに行く時も献身的に助けてあげてね。
それに対するインシアの非情な振る舞いの数々!あんなにボロクソ言われてチンタンもっと怒りなよー!(グーでパンチだ!)
そしていよいよプロデューサーのシャクティ―・クマールにご対面
私アーミル・カーンを見るの初めてだったんだけど、こ・・濃い・・!
しかもなんかキモい。(笑)アメコミのヒーローに出て来そうな逆三角形のムキムキの上半身!にピタピタのTシャツ!(まあ当然狙ってるのよね)
「ウーン・・アㇵァ♪」では爆笑!キャッキャッ♪
そしてそして、インシアが歌う歌が最高に上手かったよー!聞き惚れちゃった。インド人って歌も踊りも最高ね💗
最後サウジに行く飛行場で家族全員で搭乗の手続きをする時、インシアのギターを捨てる様に父親が命令し、そっからのお母さんの反撃が凄い。
いつもインシアがママと私で逃げようと言ってたので、「可愛い弟はどうするんじゃ、おい!」って思ってたんだけど、良かった。
最後グラマー賞の会場では「シークレットスーパースター」と紹介されるインシア。
でも本当のシークレットスーパースターは誰だったのでしょう。うふふ。
泣いたり笑ったり忙しかったぁ。特にお母さん関係号泣!
最後、「全ての母親と母性に捧げる」って書いてあったもんね!
わー私これからもアーミルさんの作品観たい!インド映画もっともっと観たい💗
PS.ところで私も昔2階の窓からPC落としたことあります。(誰のかは言えない。(笑)
でもそれって叩きつけた訳では無く、普通に落としただけなので、インシアのPCみたいにキーボードまでバラバラに破壊されるほど悲惨じゃなかったです。セーフ💗
P.S2 久し振りにフィルマに投稿してしまいました(やっぱ4か月ぶり)
「存在の無い子供達」「あなたの名前を呼べたなら」など見てるのにレビュー書いてないです。また書きますのどうぞよろしくお願いします💗
(今日ので300本目)