これはわりと最初から泣けましたが、意外といろんな要素があっさりしていたような気がします。
ストーリーは感動的で良かったです。物語の根元にあるのは母性愛と家族です。しかし、才能があっても現実では苦悩する人はかなりいて、YOUTOBEでいきなりあの再生回数やコメント量は嘘くさいです。
主人公の女の子は歌声が透明感があって良かったです。きれいな声だと思いました。あの弟君も良い味を出していましたし、クラスメイトの子も爽やかでした。何よりあの母親の真っ直ぐな愛が伝わってきて良かったです。そして、あの父親のやってることはDVではなくDTですね。つまりドメステイック ヴァイオレンスならぬドメステイック テロです。アレは完全にアウトですし、許せません。テロリストのような髭してまったくダメです。DVを振るうところなんかは私の父の若い頃とにてるかもしれません。外面がよく家に帰ってきたら濡れた雑巾のような顔してそのくせいきなり料理評論家と化してその後に暴力でしか感情を表現できない哀しい家庭内テロリストです。
さて、話を変えますと個人的に唯一残念だったのは話の持って行き方ですね。でも、よく考えるとこういう展開しかなかったのかな・・・。「パテイケイク$」の方がより現実的で苦悩具合が良かったような「ホテル ムンバイ」テロリスト ダデイもいませんでしたしね。
あと、レコーデイングの様子とかは我々が想像してるようなチャラい感じでこんなモノなのかなと言う感じです。
まあ、家庭内テロリストもいつかは死ぬでしょうね。
その日が来るのを願います。