akihiko810

レイニーデイ・イン・ニューヨークのakihiko810のレビュー・感想・評価

3.8
ウディ・アレン監督。

大学生のカップル、ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)は、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは 、アシュレーが学校の課題で、有名な映画監督ローランド・ポラードにマンハッタンでインタビューをする機会に恵まれたこと。生粋のニューヨーカーのギャッツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらない。ギャッツビーは自分好みのクラシックなスポットを巡るためのプランを詰め込むが、2人の計画は晴れた日の夕立のように瞬く間に狂い始め、思いもしなかった出来事がつぎつぎと起こるのだった……。

ウディ・アレン監督らしく、お洒落でユーモアにあふれる一作。主演の二人も容姿端麗でお洒落だし、NYの街並みも音楽もお洒落。だが、ウディ・アレンの持ち味である皮肉は今作は鳴りを潜めてたか。
一応、自分は頭がいいと思っているスノッブ大学生のギャツビー、ミーハーに浮かれるアシュレー、隙を見て女子大生を口説きにかかる業界人など、キャラクター造形は光っていたけど。
ウディ・アレンにしては傑作には届かず、良作どまりといったところ。

今後ウディ・アレン監督の新作が見れるか怪しいところだが(セクハラの実際については、わからないので述べないが)、新作をまた発表してほしいところだ
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