晴海通り

レイニーデイ・イン・ニューヨークの晴海通りのレビュー・感想・評価

3.5
あーようやく観られた!という感激の強さよ。もうウディ作品が観られないなんてことになりませんように。出来不出来は二の次なんだよ。例え「これはミッドナイト・イン・パリをNYに持ってきた感じだな?」と思っても、年1回ウディの新作を観るということが大事なんだよ。

さて感想。
果たしてウディは女性のことを好きなのかどうか?という疑念が湧いた1本でした(笑)結構辛口というか、いや、「女なんて全員bitch(あるいはwhore)だ」って思ってんじゃないかと…エル・ファニングよくやったなと思いました。ハイソなホテルの名前が一向に覚えられない、チャンスと見れば男にホイホイついていってしまう田舎娘…服のセンスもいまいち…なかなか酷いヒロイン(^_^;)

しかし彼自身の本拠地ニューヨークで撮った本作、カーライルホテルのラウンジやセントラルパークはとても美しかった。衣装の使い方も相変わらずセンス良い。ウディの使う琥珀色のトーンが好きだ。たとえセンチメンタルでも。

ティモシー・シャラメ、いま「キス上手そう選手権in ハリウッド」ぶっちぎりの1位ですね(笑)あと、ティモシーやジュード・ロウもだけどなんかウディっぽい人がいっぱい出てきてた気がする。ジュードとレベッカ・ホールがちょい役すぎて笑った。
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